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琴櫻
13日の朝、千葉県松戸市にある佐渡ケ嶽部屋の近くで、一台の自動車が用水路に脱輪していた。気づいたのは、朝稽古に向かう途中の大関・琴櫻と部屋の力士たちだった。最初は琴櫻を含めた6人で車を持ち上げようとしたが、なかなか動かない。そこに2人がさらに加わり、計8人がかりでようやく車を引き上げることに成功したそうだ。
人助け後、会心の白星を挙げた琴櫻
琴ノ若(現・佐渡ケ嶽親方)
救出を終えた琴櫻は、その日の夏場所4日目で東前頭2枚目の義ノ富士を一方的に押し出して勝利。人助けを終えてから土俵に向かい、会心の白星を挙げた形となった。琴櫻本人は、人助けについて「別に自分一人でやったことではない。普通のことなので」とコメント。
この“人助け”報道に相撲ファンからは《人として普通の事でもなかなか出来ないのが普通の人》《たいがいの人間は見てみぬフリをする》《ほっこりする。人助けのニュースが精神的にも良い切り替えになったのかもしれませんね》と称賛する声が多くあがった。
「琴櫻関の父は師匠である、元関脇の琴ノ若、祖父は元横綱の琴櫻という三代続く相撲一家です。そんな琴櫻関は大関昇進の際、『感謝の気持ちを持って相撲道に精進して参ります』と決意を表明していました。今回の出来事は、父や祖父の先代師匠から譲り受けた相撲道を体現しているのではないでしょうか」(相撲ライター、以下同)






















