5月13日(現地時間12日)のシアトル・マリナーズとの試合で、今井達也投手(28)が32日ぶりにメジャー復帰登板を果たした。ア・リーグ西地区で4位に落ち込むヒューストン・アストロズの救世主になるはずが、現地ファンはまたもやストレスを抱えることにーー。
本拠地ダイキン・パークにマリナーズを迎えた一戦、右肩の疲労で負傷者リスト入りしていた今井が登板。初回こそ3者凡退で好スタートを切るも、2回にツーランを浴びて2失点を喫すると、4回にも満塁ホームランを浴びて6失点。チームも2対10で完敗となった。
メジャーリーグのマウンドに上がって以降、制球難が指摘されている今井だが、この日も修正することは叶わなかった。4回に作ったノーアウト満塁のピンチも自らが与えた3四死球によるもので、8番のドミニク・キャンゾーン(28)に対してストライクをとりに行った甘い球をスタンドに運ばれた。
これで4試合に登板して1勝1敗、防御率は9.24と、現時点では3年総額5400万ドル(約84億5000万円)の大型契約に見合う成績ではなく、ヒューストンのファンの期待を裏切っているのは明らか。さらにプレー以上にガッカリさせているのが、今井による登板後の“excuse(言い訳)”。
「メジャーのマウンドは硬い」「日本とは違う気候だった」「ボールの質感が違う」「飛行機による移動時間が長い」「クラブハウスでの食事習慣が異なる」「日本ではピッチクロックがない」……etc.
不調の原因が自身の実力ではなく、渡米前からわかっていたはずの日本とは異なる環境や習慣とするような「言い訳」を並べたことで、現地の記者や評論家、メディア、そしてファンからも「言い訳ではなく結果で示せ」と総スカンを食らったのだ。
それだけに“再起”をかけた復帰戦での4回6失点に、試合途中から現地SNSは荒れに荒れたわけだ。中には《さあ、今井はどんな言い訳をするんだ?》との、試合後コメントを予想する声も出る始末ーー。
試合後に今井が口にした言葉
《バッティング練習の相手になったのかな》
《マウンドが柔らかすぎて、効果的な投球ができなかった》
《ダイキンパークの(ドーム閉時の)温度設定が間違っていたとか言うだろうな》
《試合開始時間が7時ではなく7時10分だったというくだらない言い訳だろう》
《まだリハビリ中なんだろ》
メジャー1年目のルーキーにして「ドジャースに行くよりも倒したい」「ワールドチャンピオンを目指す準備はできている」などと“ビッグマウス”ぶりが注目されただけに、蓋を開けてみればの投球内容にネットの反発も大きくなっているようだ。
文字通り炎上したマリーンズ戦後、『日刊スポーツ』Web版によると、日米報道陣の取材に応じ、
【「スライダーが抜けたり、引っかけたり、修正の仕方がマウンドで整理がつかなかった」】
制球を乱した理由を“言い訳”ではなく、冷静に振り返っていたという今井。
アストロズファンからの信頼を失いかけている今井だが、今後は入団会見時のような「ヒューストンポーズ」をマウンドで決めることができるだろうか。





















