人気集めるも思わぬハードル

 同数3位は金子みすゞ(童謡詩人)。

金子みすゞは夫に淋病をうつされ、離婚による娘の親権争いと苦労の末、服毒自殺でこの世を去った (写真は共同通信)
金子みすゞは夫に淋病をうつされ、離婚による娘の親権争いと苦労の末、服毒自殺でこの世を去った (写真は共同通信)
【結果一覧】朝ドラ「ヒロインのモデル」になってほしい女性ランキング

「作品が大好きだから」(京都府・61歳・女性)、「詩がどのようにして生まれたのか知りたい」(兵庫県・47歳・女性)、「“みんな違ってみんないい”という詩が好きだから」(愛知県・59歳・女性)、「学校の授業でも取り上げられている人だから」(秋田県・42歳・女性)と、作品を支持するコメントが目立った。

「若くして童謡詩人会に参加していて、島崎藤村や泉鏡花など、名だたる文豪がそこに勢ぞろいしていた。みすゞさんの弟が文藝春秋の編集者で、後に劇団若草を創設したりと、周囲のキャラクターも濃く面白そう」

『私と小鳥と鈴と』で知られる詩人で、教科書に作品が掲載されるなど知名度も高い。ドラマや映画など映像化もされてきたが、朝ドラで取り上げるには大きなハードルが。

「夫がひどい男で、離婚後もつきまとわれた末に、みすゞさんは26歳で自殺してしまう。若くして亡くなり、しかも自害となると、やはり朝ドラのヒロインにするには厳しいかも……」

 2位は津田梅子(日本の女子教育の先駆者、津田塾大学創設者)。

「女性が自立する姿が素敵」(大阪府・61歳・女性)、「女性でも大学へ行けるよう尽くしてくれて感謝している」(北海道・58歳・女性)と、女性からの支持が多く集まった。

「幕末から明治にかけて、日本が国際化していく時代の中で、女子教育がどう描かれるかすごく興味深いところ」とカトリーヌさん。

 6歳のとき岩倉使節団と共にアメリカへ留学し、津田塾大学を創設した日本の女子教育の先駆者。2024年発行の五千円札の肖像画としてもおなじみに。

「梅子さんの人生と切り離せないのが、大山捨松さん(12位)。アメリカへ共に留学し、大学を設立するときも捨松さんが奔走しました。梅子さんは独身を貫き一生を学校教育に捧げ、一方、捨松さんは敵だった男性と運命の恋に落ちる。2人の対比も面白く、Wヒロインにしてもよさそう」