目次
Page 1
ー 松井秀喜は“2032年までおあずけ”か
Page 2
ー ファンが恐れる「坂本勇人の強制引退」

 現役監督の「暴行逮捕」による辞任という大激震が走った巨人。今シーズンの戦い以上に関心を集めているのが「新監督」人事だ。さまざまな候補者の名前が飛び交うなか、一部のファンは「最悪のシナリオ」を懸念しているようで……。

 巨人・阿部慎之助監督が娘への暴行で逮捕。「伝統ある巨人軍の名前を汚した」として辞任を申し入れ、巨人の山口寿一オーナーは「暴力をふるった事実は重い」として、即座にこれを受理した。

 交流戦からは橋上秀樹オフェンスチーフコーチが急きょ監督代行として指揮を執ることとなったが、ファンの視線は早くも来季の体制へと注がれている。

「巨人の選手経験を持たない人物が監督を務めるのは球団史上初めてのこと。2010年にはヤクルトの小川淳司氏が代行監督を務めるや、借金19をみるみる返済するミラクルを見せ、翌年に正式な監督として続投しました。しかし、巨人の監督といえば、川上哲治、長嶋茂雄、堀内恒夫、原辰徳といった、生え抜きの四番打者かエースが就任するのが暗黙の条件。仮に橋上巨人が今シーズン優勝を果たしたとしても、来季は生え抜きの監督に交代となる可能性が高いでしょう」(スポーツ紙デスク)

 現時点で山口オーナーは来季以降の阿部氏の復帰を一切検討しておらず、後任についても「完全な白紙」と語っているが、メディアやファンの間ではさまざまな予想合戦が繰り広げられている。

松井秀喜は“2032年までおあずけ”か

「候補として真っ先に名前が挙がるのは、ファンの間で圧倒的な待望論があるヤンキース特別アドバイザーの松井秀喜氏。ミスタージャイアンツ“長嶋氏との『生前の約束』も話題で、“いずれ”は確実視されていますが、築地に本拠地を移転する際の目玉として“2032年までおあずけ”となるとの見方も出ています。

 また、実績十分の原辰徳氏は2023年に“辞任させられた”経緯から第4次政権の現実味は薄い。前2軍監督の桑田真澄氏は阿部前監督との野球観の違いから解任されたもののファンの人気は高い。ただ、現在は侍ジャパンU12の監督に就任したばかりであり、本人がその職を途中で投げ出すかどうか調整が難しそう。

 最有力とされる高橋由伸氏ですが、監督を務めた2016〜2018年は2位、4位、3位と不完全燃焼に終わった苦い過去があるだけに、次は腰を据えた長期政権を望んでいるはず。将来の松井監督誕生が確実視されるなか、その前に自分が就任すれば、松井政権誕生までの“繋ぎ役”にされてしまう恐れがある。周囲には『引き受けるなら松井さんの後でないと厳しい』と漏らしているという話も聞こえてきています」(スポーツ紙記者)