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ー ジョージアの伝統料理『シュクメルリ』

 6月16日、牛めしチェーン『松屋』で創業60周年を記念した「シュクメルリ」の販売が始まった。「シュクメルリ」はジョージアの郷土料理を日本向けにアレンジした一品。発売日当日、ジョージア出身の元大関・栃ノ心がXで発信し、松屋に対する感謝を表明した─。

ジョージアの伝統料理『シュクメルリ』

 シュクメルリとは、鶏肉をたっぷりのにんにくとチーズをクリームソースで煮込んだジョージアの伝統料理だ。松屋は2019年12月に一部店舗でテスト販売を実施し、2020年1月に全国展開を開始。発売当時、駐日ジョージア臨時代理大使が来店後にSNSで絶賛したことから一気に知名度が上昇。日本国内で「世界一にんにくを美味しく食べる料理」として広く知られるきっかけとなった。

松屋のシュクメルリを堪能する栃ノ心(公式Xより)
松屋のシュクメルリを堪能する栃ノ心(公式Xより)

 その後、松屋が実施した「復刻メニュー総選挙」では第1位に輝き、殿堂入りを果たすまでになった。

「今回の再販にあたっても、レジャバ駐日ジョージア大使が大使館にシュクメルリのポスターを掲出したところ通行人から『大使館で食べられるのか』といった問い合わせが相次いだそうです。それに対し、レジャバ氏も誤解を招いたとして『松屋でお求めいただきますようお願いします』と、謝罪する一幕もあり、人気の高さが伺えますね」(フードライター、以下同)

 発売当日、元大関・栃ノ心は、

「本日より、日本国内だけでなく海外の松屋全店で、ジョージア料理『シュクメルリ』のシーズンが始まりました!」

 とXを更新。続けて、

「まだ食べたことがない方は、ぜひこの絶品料理を味わってみてください このような機会を提供してくれた松屋に感謝します ジョージアの文化と食の魅力をさらに広めるために、共に歩んでいきましょう」

 と写真付きで松屋のシュクメルリを堪能する様子を投稿。

 ユーザーからも《今週絶対たべる》《初めてシュクメルリデビューしました》と、復活を待ち望んでいたファンの熱量が伺える。

 2025年にはシュクメリ村との友好協定も結ばれ、外食チェーンのメニューが“食の外交”につながった好例といえる。本場出身の栃ノ心が発売日に感謝を表明したことは、ジョージア人にとっても日本の消費者にとっても、両国の食文化が結びついた象徴的な出来事に違いない─。