目次
Page 1
ー 運営会社は「ネタとしても楽しめるポイ活」
おぢさんと一緒にポイントを貯めるポイ活「おぢポ」の公式アカウント

 昨今、X(旧Twitter)で名前がよく上がり、根強くシェアを広げているアプリがある。“ポイ活”アプリとも言われる『おぢポ』だ。

運営会社は「ネタとしても楽しめるポイ活」

布団にくるまった謎の存在が、ユーザーが歩数を稼ぐごとに変化と成長を遂げていくゲームです。稼いだ歩数に合わせてポイントが貯まるだけでなく、アプリの中でキャラクターの“おぢさん”が育つというのがユーザーにウケているようですね。イベントに合わせておぢさんの仕様が変わることもあり、ワールドカップの日本戦の日には、《おぢさんサッカーver可愛いw》という声もSNSで上がっていました」(ITライター)

 買い物や歩くといった日常動作でコツコツとポイントをため、電子マネーなどに還元し、節約やちょっとしたお小遣い稼ぎに役立てる『ポイ活』。おぢさんを育てるというアイデアとの掛け合わせはどこから生まれたのか。

 アプリの運営会社である、株式会社ALBONAに問い合わせてみた。

ポイ活アプリは、どうしても“効率”や“還元率”といった実用的な部分に注目されやすいジャンルです。ただ、私たちはそこにもう少し“感情的に続けたくなる理由”を作りたいと考えていました。おぢさんの存在で、“お得”と“くだらなさ”が同居していることで、ポイ活を義務感ではなく、日常のちょっとした楽しみとして続けてもらえるのではないかと考えています」(広報担当者、以下同)

 『おぢポ』はXのプロフィールに、『#伊能忠敬界隈』も掲げている。転じて、長距離を歩くことに楽しみを見出す人たちのことを指すネットミームで、自らそのように名乗って散歩の様子を報告する若年層や女性の発信も増えている。

 実際に、運営側が想定しているターゲット層はというと、

設計当初から、日常的にスマートフォンを使い気軽にポイ活や節約を楽しみたい若年層の方々は意識していて、現在、Xなどで若い女性の方々に多く使っていただいていることは、ある程度想定していた部分もありますが、ここまでSNS上で自然に広がっていることは、運営側としてもありがたい驚きです。いわゆる“ポイ活ガチ勢”の方々だけではない、“ネタとしても楽しめるポイ活”として受け入れていただけているのではないかと感じています

 ポイ活だけで生活することを想定していないとしても、《なかなかポイントが貯まらない》という声もネット上では多い。こういった声に対しては、どのように対処していくつもりなのか。

「おぢポは、歩くだけでもポイントが貯まるアプリですが、歩数以外の機能も一緒に使うほうが効率よくポイントを稼ぐことができます。特にゲーム案件は、遊んでいるうちに気づいたらポイントが貯まっている、なんてこともあります。

 また、友達と一緒に使うと、より貯めやすく、楽しくなります。招待コードを使えばポイントがもらえますし、『いばしょ』機能では友達と歩数を共有・合算できます。今後について、メインユーザーとなっている若年層や生産年齢人口層の生活や買い物が少しでもお得になるような機能開発も検討しています

 おぢさんの進化のように『おぢポ』も、そしてポイ活業界の価値観もまた、どんどん進化を遂げていきそうだ――。