「ウソばっかり」あの騒動の真相

 同書には、葬儀の際に『渡る世間は鬼ばかり』の出演者の誰からも花が届かなかったことが書かれている。

「最後だから書いた。お花を贈ったのは新しい地図の3人、天童よしみ、小林綾子、安住紳一郎、私。そして一周忌か三周忌かな、米倉(涼子)が“お荷物になってすみませんが……”ってお線香を送ってきた。あいつ、いい女だよ」

橋田壽賀子さんとの思い出のほかに、著書には森光子さん、米倉涼子への思いも
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【写真】「モテてしょうがなかった」若いころの泉ピン子が美しすぎる

 葬儀や瀬戸内海での散骨については、ピン子に対し誹謗中傷も飛び交ったが。

「ウソばっかりよ。全部、証拠写真撮ってるから、誰が何言ったって平気」

 また橋田さんは生前、『週刊女性』で連載を持っていたが、週刊誌嫌いのピン子は「もう書くんじゃないよ」と言っていた。

「でもママは“(担当者が)いい子たちなのよ。その子たちに罪はないでしょ”って。そういうのに弱いから」

 赤裸々といえば、'95年に起こった夫の隠し子騒動も詳細に記述。結婚から6年後のことだった。

《最初に「夫に子どもがいる」って知ったとき、「え、どこの子?」って尋ねちゃったわよ。(中略)でもそれを知った私はとっさに、「かばわなきゃ」と思った》

 会見では「泣きすぎだ」とバッシングも起こる。

「ママが“ラブレターを全部見せて泣くのよ!”って言うんでちょっと泣いたら、役者だからどんどん泣けてきて(笑)。ママは大した作家だけど、あれはミスだね」

 また、周囲からは「別れたほうがいい」などと言われたことも。

「“離婚はしません”って答えた。旦那は再婚だったと思えばいい。“再婚する相手に子どもがいた場合にも言えますか?”って。あと週刊誌の記者もいて。“離婚しないと君はきっとダメになる”って言われ、“いいえ、私もっと大きくなってみせますので”って言ってやったわよ。で、なったでしょ」

1995年の夫の隠し子騒動時の会見。「今思えばなんで私が叩かれたの?」と泉ピン子
1995年の夫の隠し子騒動時の会見。「今思えばなんで私が叩かれたの?」と泉ピン子

 サラリと語るが、実はこの騒動で円形脱毛症に。

「それで髪を短くしたの。見えちゃうから結べないのよ」

 2人の間に子はいない。

《もちろん、「子どもを産まなくて寂しくないですか」と聞かれれば、そりゃあゼロじゃないわよ、と正直に思う。(中略)でも、少し想像してみて、すぐにブレーキを踏むの。「いやいや、あたしみたいな母親に育てられたら相当大変だったわよ」と》

「偉い人に“なんで子ども産まないの?”って聞かれたこともある。今だったらハラスメントよね。あと、夫が医者だから知人の産婦人科医が子育てと安産の本をくれたけど、産むかどうかわからないのにそういう本を渡しちゃいけないよね」

 そして今は「子どもがいなくてよかったと思う」と。

「これから世界がどうなるかわかんないじゃない。石油やナフサ不足とか、ホルムズ海峡のこととか。しかもこんなに円安になって。この間、旅行で残ってた300数十ドルを両替したら5万円以上になってびっくりしたわよ!」