『VIVANT』大赤字も“成功”のワケ
『VIVANT』は世界にも目を向けた作品であり、それ故に主演の堺雅人を筆頭に、阿部寛や二階堂ふみ、役所広司、松坂桃李など、演技派俳優が顔を揃えた。
「コロナ禍に入った、2020年ごろから、『Netflix』等での韓国ドラマの台頭が顕著になり、世界的に人気を博していました。福澤さんは、この状況に危機感を抱き、日本のドラマも世界に向けて発信すべきという考えだったと思います。そうした裏側もあって、シーズン1の『VIVANT』はモンゴルでの約2か月に及ぶ撮影という莫大な予算を費やしたのです。
本人も“大赤字です”と話すなど、制作費の回収までは叶わなかったようですが、若手に巨大エンタメのノウハウを伝えるという意味では成功だと言えるはずです。そうした熱すぎる思いが、“パワハラ”と許されざる行為に形を変えて表れてしまったことは残念でなりませんね」(前出・ドラマ制作関係者)
主役の乃木さながらに「日本のため」という強い思いを抱いていた福澤監督。現実は、“どんな手を使ってでも”というわけにはいかないだろう。


















