かつてバラエティ番組の演出に携わった構成作家は「ダブルインパクトはどうかわかりませんが」と前置きしつつ、
「漫才やコントでは、もちろんアドリブもありますが、披露されるネタや尺は事前に決められているので生放送でもSEは入れられます。または客席に番組スタッフを座らせる、いわゆる“サクラ”が大袈裟に笑い声を被せる場合もあります。
ただファイナリストといえども、ネタの全部分が面白いわけではなく、笑いの好みは人それぞれで盛り上がり方が偏るケースも起きうる。その予防策としてSEを加えることは十分にあり得ます。それに普段はお笑いを見ない視聴者に“ここが笑いどころですよ”と、アシストする意味もあると思います」
『THE W』終了で「WI」に全振り
なるほど、各コンビ間での笑いの“格差”が起きないための措置がとられているようだ。それだけに目の肥えたお笑い通にしてみれば、テレビ越しに笑いがガンガン上がることは逆に違和感を覚えるわけだ。
「日テレさんとしては、“おもしろくない”との評価も多かった女芸人のNo.1を決める『THE W』を終了させ、今後もダブルインパクトを真のお笑い賞レースに成長させるべく力を入れていくようです。
数々のスターを輩出した『エンタの神様』の成功例もあってか、笑い声の演出にこだわっている部分もあるのかもしれません。それでも実力者ばかりが揃ったステージだけに、“本当の笑い声”でもエンタメとして十分に成立すると思いますが……」(前出・構成作家)
優勝賞金1000万円のほか、多数の日テレ系番組への出演権を勝ち取った滝音。これからも2人のお笑い力は試されそうだ。


















