第1位は日曜劇場『半沢直樹』
148票を集め、ダブルスコア以上で文句なしの第1位となったのは、'13年と'20年に放送された日曜劇場『半沢直樹』(TBS系)シリーズの主人公・半沢直樹役。銀行員の半沢が巨大な権力や理不尽な上司に立ち向かい、果敢に戦う姿が多くの人たちの共感を得た。第1シーズン最終回の視聴率は驚異の42・2%を記録。名ゼリフ「倍返しだ!」は流行語にもなった。
「まっすぐで、力強さを感じる演技が魅力的だった」(神奈川県・女性・53歳)
「つい見入ってしまう独特な雰囲気、説得力がある」(福島県・男性・51歳)
と、男女問わず多くの票を集めた。
「理不尽な現代社会で働く人たちの“代理復讐”を果たしてくれた、爽快な勧善懲悪ドラマでした。社会現象にまでなったことで、堺さんイコール半沢、という強烈な印象を植えつけた役柄となりました」(田幸さん)
今回のアンケートでも「『VIVANT』を見ているのに、半沢に見えるときがある」(東京都・女性・51歳)
などの意見がちらほら。
「堺さんのようにいろんな表現ができる役者さんにとっては、ひとつの役のイメージがあまりに強くなりすぎてしまったことは必ずしもプラスの面ばかりではないはず。『VIVANT』では無言の演技で視聴者の想像をかき立てるなど、新しい一面も見せてくれています。今後の展開が楽しみです」(田幸さん)
ちなみに、堺雅人出演作品のほとんどを視聴してきた田幸さんのイチオシは、'08年のNHK大河ドラマ『篤姫』の徳川家定役。宮﨑あおい演じる篤姫に深い愛情を注ぎ、静かに支え続ける夫役が印象的だった。
「暗愚の仮面をかぶっているけれど、実は聡明という役どころにすごく心を打たれました。二面性を巧みに表現する、ブレイク前夜の堺さんを堪能できる一本です」
今回紹介した作品は、いずれも動画配信サービスで視聴できる。『VIVANT』第2シーズンとあわせ、その演技の軌跡をたどってみてはいかがだろう。


















