恒例企画に「意味不明」の声
第2位は、1951年より日本の年末の象徴として君臨してきた『NHK紅白歌合戦』(NHK)。
かつては視聴率81.4%を記録するなど、誰もが認める圧倒的な国民的行事だったが、メディアの多様化とテレビ離れによってその注目度は低下した。それでも他のテレビ番組に比べると未だ高い視聴率を誇るが、視聴者からは出演者の選考基準や番組中の演出に対して批判が集まることが多い。一過性の人気を重視して、質を軽んじるアーティスト選びにうんざりしている声が多い印象だ。
《放送理由が分からない 歌合戦になっていない 出演者の基準も分からない》(愛知県・47歳女性)
《昔と違って誰でも出れるようになってしまい出演者を見てもピンとこない》(東京都・36歳女性)
《昔はそれなりのヒットがなければ出場できないくらいの番組でした。近年は特にヒットも無く歌手の質も落ち、お金の無駄遣いだと感じます》(北海道・58歳男性)
そして第1位には、1978年放送開始の誰もが知る毎年恒例のチャリティー番組『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)が選ばれた。
2023年に日本テレビ系列局の幹部社員が、2014年から約10年間にわたって寄付金を着服していたことが判明。視聴者の不信感が一気に高まった。また、チャリティー番組でありながら一部の出演者に高額なギャラが支払われているという疑惑があり、感動的な企画の数々を“偽善”として見る人も多い。
近年は温暖化の影響で夏の気温が上がっていることから、恒例のチャリティーマラソンに対する批判の声も。番組へ向けられる目は、年々厳しくなっている。
《ちゃんと寄付が正しく使われているか疑問とチャリティーなら出演料もらうのがわからない》(静岡県・49歳男性)
《お涙頂戴的な感じが嫌い、寄付もちゃんとしてるのか疑問》(石川県・44歳女性)
《猛暑、熱帯夜のマラソンが意味不明、募金の不正があったため》(北海道・54歳女性)
時代を跨いで長く続いてきたからこそ昨今の価値観とのズレも大きく、忌避されていることがわかる。このまま時代の変化とともに消えていくのか、それとも現代の価値観に合わせて変化し生き残るのか――。
「終わってほしい長寿番組」ランキング
1位:24時間テレビ「愛は地球を救う」(日本テレビ系) 139票
2位:NHK紅白歌合戦(NHK) 76票
3位:ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!(日本テレビ系) 35票
4位:FNS27時間テレビ(フジテレビ系) 24票
5位:輝く!日本レコード大賞(TBS系) 23票
5位:新婚さんいらっしゃい!(テレビ朝日系) 23票
7位:開運!なんでも鑑定団(テレビ東京系) 21票
8位:サンデーモーニング(TBS系) 20票
9位:朝まで生テレビ!(テレビ朝日系) 18票
10位:徹子の部屋(テレビ朝日系) 15票
※インターネットアンケートサイト「Freeasy」にて7月、全国の20歳以上60歳以下の男女500人を対象に実施


















