自身が「無精子症」であり、過酷な不妊治療を経て子どもたちを授かったことを告白したダイアモンドユカイさん。その後3人の父となり「年齢からしてあまり一緒にいられないから」と、すすんで子育てにいそしんできた。中でも長女は今、オリンピックの有力選手として活躍中。家族との絆、そして喜怒哀楽を隠さない彼にとって、「ロック」とは、なんなのか─。心中を明かしてくれた。
突如突きつけられた「無精子症」
2026年にデビュー40周年を迎え、今年から来年にかけて全国アニバーサリーツアーを敢行中のロックバンド、RED WARRIORS(レッド・ウォーリアーズ)。
そのボーカリストであるダイアモンドユカイといえば、音楽活動以外にも俳優、舞台、バラエティー番組と多方面で活躍。現在は“1女2男の父”でもあるが、41歳での再婚後に男性不妊が判明。妻と共に不妊治療を経て、47歳で長女を、49歳で長男と次男を授かったことでも知られている。
「あなたの精子はゼロです」。医師からそう告げられたときのことをユカイが振り返る。
「最初は妻の付き添いで、近所の産婦人科のクリニックに行ったんだよね。検査の結果、妻は健康体で何も問題がなかった。よかったねなんて言って帰ろうとしたら、先生が『あなたも検査を受けてみませんか』って言うわけですよ」(ユカイ、以下同)
結果は、思いもよらないものだった。
「精子がないと告げられて……。もう谷底に突き落とされた気分というか、今まで自分が男として生きてきた概念が全部ぶっ壊された感覚。それまで『俺についてこい!』みたいな、男全開の歌ばっかり歌ってきた俺が、自分が考えていた『男』じゃなくなっちゃったというか。
ほとんど口もきけないくらいのショックを受けたけど、俺よりも妻のほうがショックだったんじゃないかな。その時点では子どもができないって宣告されたに等しかったから」
突如突きつけられた無精子症=「男性不妊」の現実─。受け入れるまでに時間はかかったが、その後の詳しい検査で、ユカイは「睾丸で精子はつくられていても、精管に問題があって精子が出てこない『閉塞性無精子症』」であることが判明する。
























