素材の味を引き出しおいしく無理なく続ける
素材の味を引き出すコツもある。例えば、和食なら昆布やかつお節でだしをとることが基本だ。トマトや牛乳などのうまみの強い食材を加えたり、にんにくやしょうが、スパイスや薬味をきかせるのも満足感を高めるポイント。蒸し料理は、手軽に作れるうえに素材の甘みが自然に味わえる、おすすめの調理法だ。
「患者さんにも、まずはそのおいしさを体感してもらうことを大切にしています。今回紹介するわが家のレシピも参考にしてください。もちろん、初めから完璧を目指す必要はありません。まずは1品だけ、1食だけ、週末だけと少しずつ実践することをおすすめします」
簡単に実践できるレシピ
物足りないと思ったら、無理はせず、調味料を後がけで少量だけ使うことも継続のコツ。
「私自身も完全に無塩・無糖の生活になるまでには数年の時間をかけています」
注意したいのは、高血圧の薬を服用している人だ。
「血圧を下げる薬を服用しながら無塩・無糖生活を始めると、血圧が下がりすぎる危険があります。主治医に必ず相談してからにしてください」
本来の味覚を取り戻して、食事由来の病気を防ぐ。「無塩・無糖」の食生活は、人間本来の食に戻ることといえる。まずは、1品から始めてみてはいかがだろうか。
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