連盟は「問い合わせはなかった」
そして、その被害は彼女1人にとどまらないという。
「心音さんの妹・叶音さんは、同じくフリースタイルスキーの選手として活動しています。そして今回、告発文のストーリーに添えられた文章には、“何より許せないのは、私の妹にも同じ事をしようとしていること。もう弁護士の準備もしています”という内容があり、叶音さんにも嫌がらせが行われていることが示唆されています」(前出・スポーツ紙記者)
選手や関係者から受けたという“いじめ”や嫌がらせを告発したフリースタイルスキー・スロープスタイル元女子代表の近藤心音(本人のインスタグラムより)
妹を守るべく動いた心音。しかし、世間からは今回の告発について心配の声が寄せられている。
「SNSを用いて告発をするのは、本人にとっては最も手っ取り早い方法かもしれません。しかし、今回は内容が内容だけに、“もう少し慎重になるべきだったのでは”という意見も上がっています。法的手段も辞さない様子ですが、心音さんが綴った陰湿ないじめ被害が事実だとしたら、今回の告発が火に油を注ぐ形となって、今度はその矛先が叶音さんに向いてしまう可能性もあるでしょう。とはいえ、競技の連盟そのものに不信感を抱いている以上、彼女にとってはこれが“最後の手段”だったのかもしれませんね」(スポーツ誌ライター)
全日本スキー・スノーボード連盟は2017年5月、内部・外部共にハラスメントやコンプライアンス違反に関する通報相談窓口を設置。今回の告発については、窓口に問い合わせはなかったとして、「窓口などを利用して問題が出てきた場合には、対応していく」との見解を示している。
告発の投稿において、「変わって欲しいです、切実に」と日本スキー界全体への思いを綴った心音。彼女の叫びは、果たして届くのか――。


















