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ー 犯人の『LUUP』利用で不要論が再燃

 8月25日に東京都中野区にある商業施設『中野ブロードウェイ』で起きた窃盗事件。犯人の男性2人組はハンマーでショーケースを割り、高級腕時計4本を盗んだ。この腕時計は2900万円から6500万円と、いずれも高額で総額は約2億円に上るとされている。

犯人の『LUUP』利用で不要論が再燃

 犯行当時、従業員はバックヤードで作業をしており、表に出たときには、すでにショーケースが割られていたという。

犯人の1人がショーケースを割り、時計を盗む間、もうひとりは“見張り”のような役割をしていたとのこと。犯行から逃走するまでは“わずか10秒”だったそうです。犯行後、犯人のひとりはJR中野駅の構内に入っていたことが明らかになっており、別の人物に盗品を渡した可能性もあると見られています。

 警視庁によると、チリ国籍の男2人を逮捕。わずか10秒前後という“慣れた手つき”の犯行だったようです」(全国紙社会部記者、以下同)

 この事件はスムーズな犯行や、2億円という高額時計の窃盗というだけでなく、逃走の際にある“乗り物”が使われたことでも注目を集めている。

逃走時に電動キックボードの『LUUP』が使用されていたと一部で報じられたのです。『LUUP』は16歳以上であれば、運転免許なしで利用可能なサービスですが、パスポートやマイナンバーカードなど、身分証の提示は必須となっています。逃走に利用したことで、ネット上では《利用履歴で犯人が分かるのでは》という意見が上がっています」

キャリーケースを引きながら『LUUP』を利用する人も(拡散された投稿より)
キャリーケースを引きながら『LUUP』を利用する人も(拡散された投稿より)

『LUUP』側は事態を把握しており、警察の捜査に全面協力の姿勢を見せているが、履歴から人物の特定ができるかについては、明らかにしていない。

 窃盗事件に利用されたことで、ネット上では、

《これを機にLUUP廃止しろ》
《さてLUUPさん、当然、犯人特定してくれるんでしょうね?》
《ついに泥棒までがユーザーとは。流石に企業としてきちんと対応状況を説明すべきだと思う》

 など、かねてからの “不要論”が再燃し、懐疑的な視線も注がれている。

「今年6月には都内で初の死亡事故が発生し、このときも“不要論”が再び浮上。何か問題が発生するたびに批判を受け続けています。また、LUUPの監査役が元警視総監であることから、“犯人特定は当然”という見方も多い状況。

 最近でもキャリーケースを引きながら、利用する人の様子が拡散されるなど、迷惑行動は後を絶ちません。今回は犯罪に加担している形となったことから、不要論はさらに過熱していくかもしれませんね」(前出・全国紙社会部記者)

 誰でも手軽に利用できる利便性の裏で、犯罪の“逃走手段”として悪用された今回の事件。運営側がどのように捜査協力を行い、再発防止策を示していくのか、今後の対応に注目が集まる。