選挙期間の発言の切り取りや拡散

 実際、この知事選では玉城氏の「知事が必死に『米軍基地をなくせ』」などの発言をめぐって地元紙が複数のファクトチェック記事を出すなど、発言の切り取りや拡散が問題化している。

 今回の発言も普天間返還及び、那覇空港における政治的主張が主眼であり「管理は県」という部分は口頭での不正確な表現だっただけの可能性もある。

「発言の核心が政治的意思表示にあり、事実誤認の部分と政治的主張の部分は切り分けて受け止める必要があります。特に選挙終盤は発言の一部だけを切り取って拡散されるなどの動きも多く、有権者は候補者がこれまで何をしてきたかを冷静に見極めることが重要ではないでしょうか」(前出・社会部記者)

 玉城デニー氏は、沖縄県うるま市出身でラジオDJから沖縄市議、衆院議員を経験。2018年に知事選に立候補し、辺野古移設反対を掲げ歴代最多の39万票を獲得して初当選した。2022年にも再選を果たし、全国的な知名度と根強い支持を誇る。

 今回の知事選は3期目を目指す玉城氏と、新人・古謝玄太氏(42)の事実上の一騎打ちとなり接戦が報じられているが果たしてーー。