2世キッズの勝負どころ

 もう一人、親の強烈なキャラクターと自身の個性が重なる2世タレントが、レスリング五輪メダリストでタレントの浜口京子(48)だ。

 父親は元プロレスラーのアニマル浜口。「気合だ! 気合だ!  気合だ!」の掛け声で知られ、現役引退後もテレビなどでその姿を見せてきた。

 京子も父親と共演する際などに「気合だ!」の掛け声を披露している。東京都の広報でも、アニマル浜口について「『気合だ!』の掛け声で知られる」と紹介され、親子の代名詞ともいえる言葉になっている。

「パパより有名になる!」と意気込むパンサー尾形の娘・さくらちゃん(本人のインスタグラムより)
「パパより有名になる!」と意気込むパンサー尾形の娘・さくらちゃん(本人のインスタグラムより)
【写真】父親であるパンサー尾形とダンス動画を撮る娘のさくらちゃん

 ただ、京子の場合は「親のギャグを継いだ」というより、父親から受け継いだキャラクターや生き方そのものが自身の個性の一部になったケースといえる。尾形さくらちゃんも、これからモデルとして活動する中で「尾形の娘」という肩書だけでは厳しい世界だ。

「親の持ちネタを求められること自体は、最初の話題づくりとしては決して悪いことではありません。ただ、それをずっと続ける必要はない。『サンキュー!』をやる娘として知られたあとに、“さくらちゃん自身の武器”が何になるのか。そこが2世キッズの本当の勝負どころだと思います」

 果たして、さくらちゃんが父親譲りの「サンキュー!」を披露する日は来るのか。それとも、父親とはまったく違う道を突き進むのか。8歳の新たな挑戦は、まだ始まったばかりだ。