この年だから……という意識は由美さんには見当たらない。英語に料理、アコーディオン、貼り絵と、年齢を重ねてから取り組んだ数多の挑戦、いくつになっても前向きに新しい何かにトライする。
「若いときよりもすごく楽しく感じる」
「若いときにできなかったことにいろいろ挑戦しています。お料理もそう。ずっと忙しくてできなかったけれど、今はスマホで分量を見ながら、そうなんだ、そうなんだって作っています。
今日はちょっと失敗しちゃったかな、なんてときもあるけれど、それも勉強です。誰しも年はどんどん取っていくけれど、その分いろいろなことを学んでいきたい。実際に挑戦してみると、若いときよりもすごく楽しく感じるんですよね」
70代でミニスカートを再びはき始め、リニューアルを果たした。そして今、一つの大きな野望があるという。それは「世界のシニアのアイドルになる!」こと。
「『水戸黄門』を卒業してから、社長に“何かやり残したことがあるんだったらやりなさい”と言われて。それで、世界のシニアのアイドルになろうと。ただ、シニアだけでなく、今の若い人たちを見ていると、あまり若さがないなっていう方もいるんですよね。そういう方たちが、生き生きできるようになれば。
みなさんに元気になってもらうためには、まず自分が元気でいなければいけない。それにはやっぱり健康であるということが大事。シニアのアイドルとして、この年代なりの生き生きとした姿をお見せできればと思います!」
取材・文/小野寺悦子
俳優、歌手。1950年11月12日生まれ、京都府出身。中学生で「西野バレエ団」に入団後、歌手・俳優として活躍。'86年より時代劇『水戸黄門』にレギュラー出演。デビュー当時からほぼ変わらない、抜群のプロポーションを保つ


















