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ー 「なんで快適な個室が…」

「これじゃあ、ただのホテルじゃないか!」――そんな声がネット上で吹き荒れている。

 注目を集めているのは、東京・府中刑務所

 日本最大級の規模を誇り、多くの外国人受刑者を収容するこの施設について、9月上旬にFNNプライムオンラインが内部の様子を報じたことで、波紋が広がっている。

「なんで快適な個室が…」

 特に世間を騒がせているのが、日本人と外国人の“居室や食事の違い”だ。

 一般的な日本人受刑者が畳の部屋で複数人で生活し、布団を敷いて寝起きを共にするのに対し、外国人受刑者が暮らす専用棟では、原則「1人1室の個室」。床はフローリングで、ベッドが設置されているという。

 さらに食事面でも、宗教上の理由で豚肉を食べられない受刑者には豚肉抜きのメニューが用意され、ベジタリアン対応や米をパンに変更するといった配慮までなされているのだ。

 こうした対応に対し、SNS上では、「他国で犯罪を犯した奴になんで快適な個室があてがわれてるの?」「日本は刑務所でも外国人が優遇されてるのか」「この対応のすべてが税金ってやばすぎる」といった批判が殺到。

 一方で、「宗教の自由や健康への配慮は法律で決まっているのだから淡々とルールを守っているだけ」「個室なのはトラブルを起こさせないための隔離措置」と、施設側の事情に一定の理解を示す声も上がっている。

府中刑務所(府中市の公式サイトより)
府中刑務所(府中市の公式サイトより)

 府中刑務所には、61の国と地域から外国人受刑者が収容されており、専門部署も設置されている。言語や文化、宗教的背景が異なるため、現場では複雑な対応が求められるのは事実だろう。

 とはいえ、国民が物価高や税金に苦しむなかで、居室や食事のあからさまな格差を目にすれば「なぜ?」とモヤモヤを感じてしまうのも無理はない。

 人権を守るための“必要な配慮”なのか、それとも行き過ぎた“特別扱い”なのか――。府中刑務所をめぐる議論は、しばらく収まりそうにない。