1746万円不記載の“裏金議員”

 さすがに痺れを切らした記者から「逃げるのか?」「音声は自身だと認めるのか」と詰め寄られるも、それでもやっぱり「回答は控えたい」と繰り返し、ついには「お経のような回答をずっと続けるつもりか」と言われる始末。

インスタには力を入れている簗和生(やなかずお)農林水産大臣(本人のインスタグラムより)
インスタには力を入れている簗和生(やなかずお)農林水産大臣(本人のインスタグラムより)
【写真】「とにかく私の大事なやなちゃん」と言われるほど簗大臣を愛する人物

「このあまりにも舐めきった中身のない“回答”に対し、当然、世間では酷評が止まりません。そもそも簗大臣は、派閥の裏金問題で1746万円の政治資金収支報告書への不記載があり、党から役職停止6か月の処分を受けた“裏金議員”です。

 今回初入閣ですが、そもそも裏金議員を大臣にするのかと批判の声が上がっていました。本人は “しっかりと説明責任を果たした”と言っていますが、この逃げようでは話になりません。これは高市さんの任命責任へと発展するでしょう」(前出)

 かつて簗大臣の応援演説で、

「やなちゃんにはずっとずっと私のわからないこと。特に農政についてわからないこと、いつもいつもアドバイスをもらってきた」

「もう、とにかく私の大事なやなちゃん。私の知恵袋のやなちゃん。いなかったら大変!本当に大変です!」

 と、“やなちゃん愛”を炸裂してきた高市首相も頭を抱えているに違いない。

 国民への説明を一切放棄したかのようなこの対応に、「栃木3区の有権者として非常に恥ずかしい」など、地元からも匙を投げられている状態だ。

 大臣就任前の一議員としての活動であろうがなかろうが、このまま「お経答弁」で逃げ切ることは到底許されそうにない。