愛子さまは、はこた人形をお持ち帰りになられた

「愛子さまには障がいのある方々が働く豆腐料理のお店でお昼ごはんを召し上がっていただきました。普段はホテルなどで食事をとられるイメージがあったので、おいでいただけると決まったときは非常に驚きました。当日は施設で栽培・加工した自慢の手作り豆腐や、地元産のサーモンにわさびを添えたものなどを召し上がっていただき、デザートには自家製豆乳入りのソフトクリームをお出ししました。事前に“お食事楽しみにしています”とおっしゃってくださり、完食されたと知ったときは職員一同“やったー!”と大喜びでした。食後にも“大変美味しくいただきました”とのお言葉をちょうだいしました」

10月18日、はこた人形の絵付け体験では、眉の出来具合を気にされる場面もあった愛子さま
10月18日、はこた人形の絵付け体験では、眉の出来具合を気にされる場面もあった愛子さま
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 さらに建物内にある「はこた人形工房」では、伝統工芸の絵付け体験もされた。

「扉から入ってこられた瞬間の第一印象は、ものすごく笑顔が素敵な方で、満面の笑みにすっかり魅了されてしまいました」

 と話すのは、倉吉はこた人形保存会の牧田能裕理事。

「人形の顔は、描いた本人に似るといわれています。かわいらしい顔を描こうとされる方が多いのですが、愛子さまが描かれた顔はとても気品があり、愛子さまにそっくりでした」(牧田さん、以下同)

 前職の退職後に偶然、新聞で見た後継者募集の求人をきっかけにこの道に入ったという牧田さん。

「製作者は私と師匠の2人だけなので、今、後継者を募集している話をさせていただきました。愛子さまの絵付けがあまりにお上手だったので、同席した知事が“(愛子さまが)後継者になられてはいかがですか”という冗談を飛ばされ、愛子さまも笑われて一気に場が和みました」

 子どもの病気やケガの身代わりをするお守りが起源だという「はこた人形」。現在は無病息災を願う縁起物として親しまれている。

「愛子さまは“大事にさせていただきます”とおっしゃり、完成した人形をお持ち帰りになられました。周囲の方から“12月の愛子さまの誕生日に公開されるかもしれない”という話も出ていたので、私たちも楽しみにしているんです」