皇后陛下がオランダとベルギーでお付けになったティアラと同じ

「三笠宮妃殿下(百合子さま)がご結婚された折に、お世襲のアクセサリー類を貞明皇后から賜っておりまして、その全てが写真にとられて記録に残っているものが以前に出てまいりました。私も拝見したことがあるものがございましたので、妃殿下(百合子さま)にお見せしましたら、“あら、私も初目よ”とおっしゃっていて、こういった記録をすべてとっていたということをご存知なかったようです。80年ぶりに気付かれるという私が発掘した甲斐がございました。そのティアラは今、高円宮妃殿下に引き継がれております」

2026年6月23日、ベルギーのフィリップ国王陛下及びマチルド国王妃陛下主催の晩餐会での天皇、皇后両陛下(宮内庁インスタグラムより)
2026年6月23日、ベルギーのフィリップ国王陛下及びマチルド国王妃陛下主催の晩餐会での天皇、皇后両陛下(宮内庁インスタグラムより)
【写真】ベルギーでの晩餐会でティアラをお召しになる雅子さま

 一方、先述の秩父宮家のアルバムの資料を辿るなか、長年のイメージとの“あるすれ違い”に驚かれたという。

「戦後だからとあまり派手なものにするのは控えましょうという決断のなか、妃殿下方もやはり第1公式のティアラは立派すぎるので、細いブレスレットを2本つなげてティアラを作り、お召しになったそうです。私は“秩父宮妃殿下と高松宮妃殿下は小さめの細いティアラをお召しになった”という話を聞いておりましたので、“あ、そうなんだ。小さめの細いティアラだったんだ”とずっと思ってきたんですけれど、今回初めて写真で拝見しまして、(その大きさと豪華さに)“結構…小さめの…細い…ティアラ……?”と大変びっくりいたしました」

 さらに、ある一大発見に興奮を隠しきれないご様子でこのように続けられる。

「そのティアラをよくよく見ておりましたら、皇后陛下(雅子さま)が今年オランダとベルギーのご訪問でお付けになったティアラと同じではないかなと思って、これを発見した時は、すごく興奮してしまいました。戦後に晩餐会が復活した時に秩父宮妃殿下がお召しだったティアラを今年お召しになられたんだなと、大変感慨深い思いがいたしました」

 皇族と研究者の二足の草鞋を履き、皇室と国民との間に架け橋を掛けられる彬子さま。今後もその発見から目が離せない。