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ー 大関・安青錦の好物
安青錦(安治川部屋)

 大相撲で注目を集めるウクライナ出身の安治川部屋に所属する大関・安青錦(あおにしき)が11月に開幕する九州場所を前に、横綱や他の大関陣とともに福岡市役所を表敬訪問した。

大関・安青錦の好物

 ウクライナ出身の安青錦が相撲を始めたのは7歳のとき。2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻がはじまり、出国制限が課される18歳になる直前の同年4月、相撲を続ける道を求めて単身で来日した。

「安青錦の出世スピードはすさまじく、初土俵から14場所で大関に昇進。これは、年6場所制となった1958年以降、前相撲からの初土俵力士としては最速記録です。2025年の11月場所(九州場所)において、新関脇の番付で12勝3敗の成績を挙げ、横綱との優勝決定戦を制して初の幕内優勝を達成。

 翌年の1月場所でも新大関として12勝を挙げて連続優勝を果たすなど、所属する安治川部屋の看板力士となっています」(全国紙記者、以下同)

 そんな安青錦、表敬訪問の歓談の席で、福岡で楽しみにしている食べ物を聞かれると、「もつ鍋です」と回答。

「安青錦はお肉が大好物ですが、赤身肉しか食べないそうなので、脂身の多いもつ鍋を挙げたことには驚きました。外国人の中には生のお魚を食べることに抵抗がある人もいますが、安青錦はお寿司も好き。約3年で通訳がいらないレベルまで日本語を習得しただけあって、日本食への適応能力の高さもさすがですね」

 日本食にも馴染みつつある安青錦だが、もちろん一番の大好物は故郷のウクライナ料理。

「安青錦行きつけのウクライナ料理店は、江東区の清澄白河にある『DOMIVKA(ドミウカ) Ukrainian Soul Tokyo』。ボルシチや、巾着型に焼き上げたクレープ生地の中に、鶏肉やマッシュルームなどがたっぷり入ったウクライナの伝統料理であるトロべンカをそこでよく食べるそう。

 故郷の味が恋しくなったとき、ウクライナ料理をすぐ食べられるようにと、安青錦のために安治川部屋近くに開店したそうですよ」

 日本食、ウクライナ料理からパワーをもらっている安青錦だが、綱獲りを狙った今年の春場所で左足を痛め、7勝8敗で初の負け越しに。場所後には小指の付け根部分の骨折が判明し、長らく左足を痛めるなど、現在、土俵人生ではじめて壁にあたっている。

 今回の九州場所は昨年初優勝を飾り、大関昇進も決めた思い出の地。控えていた場所前の出稽古も、約半年ぶりに解禁する予定だ。九州場所連覇に向け、九州の本格的なもつ鍋を思う存分食べて、快進撃を見せてほしい!