家事の効率化を目的とした“知的家事”を提唱する本間朝子さん。そんな本間さんが行きついたのは、こまめな“ながら掃除”。そこでズボラ主婦でも、すぐにできる小ワザを教えてもらった。
料理を効率化するには“配置”が大事だと本間さん。
「シンクと冷蔵庫とガス台が正三角形に配置され、それぞれが2、3歩で移動できるのがキッチンの理想とされる“ワークトライアングル”です。これより近いと収納場所がなくなり、遠いと使いづらい。この正三角形上に、ゴミ箱やよく使う家電類があれば、さらに使いやすいキッチンに」
また、食器についてはこうアドバイス。
「実際によく使う食器は2割ほど。それらを出しやすいところに収納するのが、時短への近道です」
■野菜は袋のまま洗う
「もやしや小松菜、ほうれん草は、袋に入ったまま洗うのがラク。特にもやしは、そのあと水を切り封をして電子レンジにかければ、簡単にゆでもやしになります」
■料理中はそばに手作りゴミ箱を
料理をするときはすぐ横に簡易ゴミ箱を用意。
「底の深い保存容器に小さなビニール袋をかけて手作りゴミ箱に。野菜などの皮もここに落とせばシンクも汚れません」