60万人が熱狂した全国ツアーの最終公演、京セラドーム大阪のステージに、ゴールドのマントを羽織り登場した東方神起のユンホとチャンミン。

 チャンミンの高音とユンホのラップが気持ちいい『Champion』からコンサートはスタート。定評のあるトークも、期待を裏切らない。

ユンホ「元気やったか。みんなのユノです」

チャンミン「大阪は、いつもホンマ熱い街だと思います」

 さらに、昭和のヒット曲『UFO』ならぬ“ユンフォ”や、懐かしいCMの“チャン・リン・シャン”をもじった“チャン・ミン・シャン”のギャグを交えた自己紹介で、会場を爆笑させる。

チャンミン「ご存じだと思いますが、ツアータイトルになっているのは? せーの(会場から「トゥリー」)」

ユンホ「よし! そのとおり。完璧です。“ツー”じゃないからね。“トゥー”ですよ。トゥリー。トゥースみたいな」

チャンミン「なんで木に決めたのかって、思った人もいるかもしれないですよね」

ユンホ「みなさんにいただいた応援と愛が、雨と栄養になって、地道に成長してきた1本の木に(東方神起が)たとえられると思って。これからも、みなさんと東方神起をもっともっと育んでいきたいなと思って、タイトルをTREEに決めました。いかがですか? (大歓声に)僕もいいと思う」

 

 目をつぶって、うなずくユンホの姿に会場から「かわいい」の声が。

チャンミン「かわいいって言われていますけど」

ユンホ「聞こえない。オレは、カッコいいから。かわいいじゃないですよ! (会場からの「カッコいい」の声)それは、聞こえてるよ(笑い)」

 

 ファンの近くに行きたいというふたりの思いが反映された今回のツアー。ホール、アリーナ、ドームと巡り、2か月で11か所、29公演を行った。