軽井沢の脇田美術館館長代理の篠原克代さん(71)が、『週刊女性』の取材に答える。

「両陛下と初めてテニスをさせていただいたのは、'80年ごろです。私は当時、軽井沢の自宅近くにあったコートでテニスに熱中していたのですが、両陛下のテニス仲間と知り合う機会がありました。

 そして、両陛下がそのコートでプレーすることになったときに、お誘いを受けたのがきっかけです」

 初恋の舞台になったコートよりギャラリーが少なく、静かな環境だったのを両陛下は好まれたようだったという。

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テニスの後、篠原さん(右端)らテニス仲間と歓談され和やかな様子の両陛下('80年代)

「のちに、画家である私の夫が小学校時代、美智子さまの軽井沢の疎開先と同じ国民学校に通っていたことがわかり、“ぜひ、お会いしたい”ということになりました。

 その後、'86年に両陛下がわが家にお越しになることになりました。そのようなご縁から、美智子さまに、“一生のお友達でいてね”と、言っていただいたことは、私の宝です」

 そんな親交は続き、昨年8月の軽井沢静養のときには、両陛下はお忍びで約30年ぶりに、篠原さん宅を訪問されたという。

「テニスの話題にもなり、以前から“地元の人たちと(テニスを)やりたいと願っていたのよ”と、美智子さまはおっしゃっていました。

 美智子さまとしては、大好きな思い出の地である軽井沢で、テニスを通じていろいろな人と交流の輪を広げたかったということだと思います」(篠原さん)

 高校時代から65年近く続く美智子さまのテニス─。

 今でも、美智子さまがテニスのボールを追い続けるのは、そんな“仲間”たちを大切に思われているからなのかもしれない。