「僕、メガネが似合うんですよ」と木村拓哉

 自分の役に驚いたはずの木村だが、亀山氏のメガネを取り上げてかけると、「僕、メガネが似合うんですよ」と、おどけてみせた。

 雑誌『an・an』の「抱かれたい男№1」に選ばれるようになったのもこのころ。日本中が木村の言動に注目する中、彼はテレビ番組の中でさらりと「彼女くらいいますよ」と発言。元モデルの“カオリン”のことである。

「トップアイドルが恋人の存在をはっきり認めるなんてありえなかった時代です。あとで事務所からこっぴどく怒られたそうですが、木村くんは“別に悪いことをしてると思わない”と平気な様子でした」(テレビ誌記者)

 堂々とデートをし、何度も報じられたが、その振る舞いに好感を持つ人は多く“カオリン”はファン公認の恋人となっていく。'99年の破局の際もマスコミ各社にFAXを送り、彼女の両親にも直接会って筋を通したと報じられた。9年間という長い交際だった。

 しかし、ほどなくして工藤静香との交際が発覚する。共通の趣味であるサーフィンを通じて親密になった2人。

「木村くんがもともと静香さんのファンだったこともありますが、サーフィン仲間から“姉御”と慕われる飾らない性格や、料理がプロ級にうまい家庭的な面などにますます惚れちゃったみたいですね」(前出・テレビ局関係者)

 そして'00年11月23日、木村は会見を開き、工藤の妊娠4か月と結婚を報告した。

「今はとにかく幸せ」と笑みを浮かべて話す木村に「堂々としていてカッコいい」という声も聞かれたが、女性ファンの多くは悲鳴をあげた。