今年も『紅白歌合戦』の出場者が発表された。細川たかしや和田アキ子など、ベテラン勢の落選が目立ち、昨年の紅白をもってひと足先に卒業を表明した森進一の後を追うかたちとなった。森は昨年で歌手生活50周年。紅白卒業後もCDの発売にディナーショー。変わらず忙しく過ごしているよう。

「日課として、毎日歩くようにしているそうです。“体力づくりをしないと”との言葉どおり、できる限り欠かさずに続けているんですよ」(芸能プロ関係者)

 69歳の誕生日を迎えた11月18日は、歌手にとって“特別な場所”で過ごしたという。いったい、その場所とは?

「武道館の1階席にオレンジ色の帽子をかぶった森さんがいました。お誕生日だし、森さんは来るんじゃないかなって言われていたんですよ」

 と話すのはライブを見たファン。実は森のライブではなく、彼の三男・Hiroがボーカルを務めるバンド『MY FIRST STORY』が、初武道館公演を行ったのだ。

「'11 年に結成されて以来、CMソングに抜擢されるなど、じわじわと人気が出てきています。森さんはアンコールの最中に、目頭を押さえるような仕草をしていました。武道館といえば、一流歌手の聖地。父として、感極まったのだと思います」(前出・ライブに訪れたファン)

父の日のツーショット(TakaのInstagramより)

 Hiroの兄も大人気バンド『ONE OK ROCK』にボーカルTakaとして所属し、武道館公演を行っている。Hiroにとって兄は、よきライバルであると同時にプレッシャーでもあった。

「Hiroさんのバンドはメンバー脱退や解散の危機を経験するなど、順風満帆ではなかった。

 そのことを知っているからこそ、森さんは大舞台に立った息子の姿を見て、涙ぐんだのではないでしょうか」(レコード会社関係者)

 森に真意を確かめるために、数日後、都内にある自宅前で、出先から車で帰宅したところを直撃したのだが、記者の問いかけに答えることはなかった。息子たちに迷惑をかけないようにという配慮なのかもしれない。

「Takaさんのインスタグラムにも森さんはたびたび登場しています。息子さんたちが歌の世界で頑張ることを、彼はとても喜んでいるそう。“できるだけ見に行きたいなあ”と話していましたよ」(前出・レコード会社関係者)