東海大も要注目。高校屈指のスーパールーキーが今年、たくさん入りましたから」(和田さん)

1年生の中でも、関颯人選手は出雲で区間賞。全日本は体調不良で不出場でしたが、箱根には調子を合わせてくるはず。鬼塚翔太選手、館澤亨次選手、松尾淳之介選手もいいです。台風の目になるかもしれません」(碓井さん)

関颯人選手など、期待の1年生を多く抱える東海大も注目

 かつて最強を誇った、東洋大や駒沢大は?

両校とも優勝は少し難しいでしょう。東洋大は口町亮選手(4年)、駒大は中谷圭佑選手(4年)が故障明け。もし、活躍できれば優勝争いに絡んでくるでしょうが……」(碓井さん)

東洋大の服部弾馬選手(4年)は注目。すごい走りをします」(和田さん)

10位までに入れるか?熾烈なシード権争い

持っていたシード権を失う危険がありそうなのは帝京大と順天堂大ですね。予選会を通過して出場する学校に力の差はあまりありません。予選会トップの大東文化大も、(最下位通過の)日本大に全日本で負けてますから。ブレーキなど失敗のない大学がシード権を獲得するでしょう」(碓井さん)

予選会の結果は、箱根本選には反映されないものだと思っています。母校の日大にはシード権を取ってほしいですね。総合的にはそれほど強くはありませんが、駅伝は流れ。うまくつかんで伝統校の意地を見せてほしいです」(和田さん)

 '17年からは小田原中継所の位置が変更に。4区の距離が延び、そのぶん山上りの5区の距離が短くなる。

「つまり、4区のウエートが高くなる。各校ともナンバー2の選手を投入してくるでしょう」(碓井さん)

4区が準エース区間、3区がルーキーのデビュー区間に戻るのが楽しみです。5区は山上りの重要度が減るので、“山の神”はもう生まれないと思いますね」(和田さん)

<profile>
◎碓井哲雄さん
'41年生まれ。箱根駅伝に3度出場、中央大6連覇に貢献。中大コーチ、本田技研工業監督などを経て、現在は神奈川工科大学陸上競技部監督。箱根駅伝のテレビ解説を務めて23年

◎和田正人さん
'79年生まれ。俳優。箱根駅伝に2度出場(日大)。NHKの朝ドラ『ごちそうさん』でブレイク。'17年の大河『おんな城主 直虎』に松下常慶役で出演する。映画『花戦さ』6月公開予定