「普通のお客さんみたいに入ってきたんですよ。居酒屋にいた人たちはみな“キャー! キャー!”騒然となっていました。HIROさんはステージ前のテーブル席に座って注文をすませると、マイクを持ってお客さんに挨拶したんです」(居合わせた客)

 一緒に来たスタッフをひとりひとり紹介した後、驚きのひと言を発したという。

「“今日は僕のおごりです。食べ放題飲み放題なんでみなさん遠慮せずに楽しんでいってください”と言ってくれたんです。お客さんの手元にドリンクが行き渡ったのを見届けるとHIROさんの“では、乾杯!”という発声でグラスを合わせました。  追加ドリンクをもらいに行ったときも、店員さんに“お代は結構です”と本当に言われました」(前出・居合わせた客)

 太っ腹なだけでなく、大勢のファンに握手したりサインしたりの神対応も。

HIROさんは初プロデュース作ということでいつも以上に気合が入っていました。島根県まで多くのファンが来てくれたことがよほどうれしかったようですね。

 感謝の気持ちが大盤振る舞いに表れたんじゃないでしょうか」(前出・映画製作会社関係者)