スペシャルQ&A【安里勇哉編】

――赤澤さんを動物に例えると? その理由は?

安里 プレーリードッグ。なんか動きがキュってなるじゃないですか、あんな感じです(笑)。かわいいというかキラキラしてる感じとか。燈は間違いなく小動物系。決してトラとかではないですね(笑)。ご飯食べてるときとかにも、「ん?」みたいな表情でかわいい感じを出してきますよ(笑)

――相手には言ってないけど、感謝していることは?

安里 例えば僕が稽古に遅れて参加する初日とかだと、「その前にちょっと会って話をしようか」って、稽古場の進行状況を教えてくれたり、そういう気遣いをしてくれるところとか。あとは、僕が誘ったら、普通に来てくれるところ。変に遠慮とかせずにいてくれるからいいですよね。逆にそういうときに気を使われるとけっこう誘いづらくなったりするじゃないですか。燈は思いやりもあるし情もあるやつなんで、兄弟みたいな関係でいてくれるのは、こっちも嬉しい気持ちになったりします。

――よく使うLINEスタンプは?

安里 『黒子のバスケ』とか『おそ松さん』とか自分が出ていた2.5次元系の舞台のスタンプは、出たらとっちゃいますね、やっぱり。それで例えば、小野賢章とやりとりするときは黒子のスタンプを送ったり、井澤勇貴だったら『おそ松さん』のF6のスタンプを送ったり。そういう使い方をしてますね。

写真左から赤澤 燈、安里勇哉 撮影/廣瀬靖士
写真左から赤澤 燈、安里勇哉 撮影/廣瀬靖士
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――何フェチ?

安里 匂いフェチですね。どんな匂いがいいかって言われると困るんですけど、なんかちょっとシックスセンスにくるやつってあるじゃないですか、ただの五感のなかの鼻だけじゃなくて。匂いって記憶に残りますよね、その当時のことが思い出されたり。恋してたこととか(笑)。だから匂いで振り返ることは割とあります。“わ、この匂い!”って、ちょっと心臓が揺れるというか……なんかキュンとします。具体的には言えないんですけど、その匂いをまとった人が現れるとわかるって感じですね。でもわりとシャンプー系の匂いが好きかもしれないです。

――一番グッとくる手料理は?

安里 沖縄料理とかを作ってくれたらちょっとうれしいです。郷土料理を作れる人はいいなと思います。例えば、「うちの親がよく作るものなんだよね、これ」とか言われたら、あ~家族のこと好きなんだな~、大切にしてるんだなって感じて、別にそれがおいしくなくても単純に嬉しかったりします。ただエビは食べられないので、エビはやめて!って。あと辛いやつ。辛いのはあんまり美味しいって感じないので。そのふたつは言いますね。

――日用品でこだわっているものは?

安里 こだわってるわけじゃないですけど、シャンプーとかは、けっこう匂いで決めたりします。美容室とかで、匂いが気に入ると買ったりしますね。でもひとつに決めてるんじゃなくて、新しいのが出ていい匂いって思えたら替えたりするんですけど。あとは、入浴剤。ありがたいことにファンの方からいただくので、めっちゃあるんですよ、うちに。僕は毎回湯船につかるので、入浴剤は必ず入れてますね。バスソルト、バスオイル、疲れに効くのとか、いろんな種類あるんですけど、「今日はこれにしよう!」って選んで使ってます。

――最近、泣いたことは?

安里 最近、『市川海老蔵に、ござりまする。』(日本テレビ系)を見て泣きました。号泣しちゃった(笑)。わりとああいう歌舞伎の人たちの密着を見るのが好きで。歌舞伎の代々続く人たちのドキュメンタリーを見ると、勉強になるというか……生き様がすごいなって、すごい魂がこもってるなと感じるので。以前、大衆演劇の劇団に何か月か修行に行ったことがあるんですけど、その人たちも家族が中心で0歳から舞台に立っていたりとか、同じ役者ってジャンルにはなりますけど、なんかもう生き様が違うなって感じるんですよね。

 結構涙もろいですよ、僕。誕生日に親から手紙をもらって泣いたり、『クレヨンしんちゃん』見て泣きますし、家族愛とかに弱いです。母親が沖縄から上京して帰るときに、弟の子どもたちと離れたくなくて(母親が)号泣するんですけど、それを見てもらい泣きしちゃうんで(笑)