「すぐに親に電話して“仮面ライダーになっちゃったよ”ってオーディションに受かったことを報告しました。そしたらお母さん、ビックリしすぎて、叫んでました(笑)」

 Amazonプライム・ビデオで配信中の『仮面ライダーアマゾンズ』シーズン2の主役に、新人・前嶋曜(19)が大抜擢。演技経験ゼロ、右も左もわからない状況からのスタートだが“負けず嫌い”な性格でとにかくガムシャラに邁進(まいしん)中。

「毎回しごかれて、僕がいちばん怒られてます。でも、愛があるからこそバンバン言ってくれているので、絶対負けない気持ちでがんばっています」

 実は前嶋、’14年・’15年の『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』ではベスト100に残ったものの最終選考までは及ばず。

「最終選考に残った人しか仮面ライダーになれないものだと思っていたので、ある意味“下剋上”みたいな。ベスト100でもライダーになれるというのが証明できたし、“やってやったぜ”って気持ちです!」

 念願のライダー俳優になる夢を叶(かな)えた今、次なる夢は?

「まずは今の撮影を無事に終えることが目標です。その次は戦隊ものをやりたい。ライダーはもうできないと思うので……。両方やりたいんです(笑)」

 ちなみに、目指しているのは、ジュノンボーイ出身の『仮面ライダーW』で主演を務めたあの先輩。

「菅田将暉さんみたいな俳優さんになりたいな。お芝居も引き出しが多くて、すごくカッコいいです。あと、自分がベスト100で落ちたときにグランプリをとった西銘駿くん(『仮面ライダーゴースト』主演)、飯島寛騎くん(『仮面ライダーエグゼイド』主演)は憧れの存在でありよきライバルでもあるので、いつか共演したいです」

 得意なものと苦手なものは?

「運動神経がいいんです。もともと陸上部で長距離をやっていたので、走るのは得意です。苦手なもの? う~ん……トマトかな(笑)。でもお芝居でいつか食べる日が来るかも。もちろん必要なときは食べます。仕事のためなら、できることならなんでもやります!」

<プロフィール>
まえじま・よう◎1997年4月21日、山梨県生まれ。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストの 第27回、28回のメンバーより選抜された音楽ユニット『ジュノン・スーパーボーイ・アナザーズ』のチームシニアの一員としても活躍中。