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ー 際立つ“先輩”との実力差

 

 元NHKアナウンサーの中川安奈が、5月6日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。そのトーク内容などにさまざまな指摘が寄せられている。

 3月末でNHKを退局し、フリーとして活動している中川。念願の番組初登場となった彼女は肩が大胆に開いたセクシーなドレスで華やかさをアピール。「さんまさんに初めてお会いするから気合を入れて」と語り、意気込みは十分だった。

際立つ“先輩”との実力差

「ただ、彼女の話は思ったような盛り上がりは見せませんでした」というのは、さる芸能ジャーナリスト。

「幼い頃海外に住んでいた中川さんですが、飛行機の離着陸が怖かったため、親と手をつないでいたそうです。ただ大人になり1人で移動するようになってからは、さすがに知らない人と手をつなぐことができないと主張。

 続けて、『裏技があるんですよ』と思わせぶりな口ぶりで切り出すと、離陸前にじわじわと足を広げて隣の見知らぬ乗客の足にピッタリ密着させるという方法を、この日隣にいた、同じく元NHKアナの神田愛花を相手に再現していたのです。

 この行動に共演者からは『えー!?』と悲鳴があがり、明石家さんまも『アカンやろ、それ』とツッコミ。それでも彼女は『(隣の人の)ぬくもりで心を落ち着かせる』と説明。不審がられたら足を閉じて、再びまた足を広げると話していたのですが、スタジオの空気は困惑気味でした」 

 一方スタジオを沸かせていたのが、その神田だった。

「失恋した友達から富士山に一緒に登ろうと誘われた際のエピソードを披露していたのですが、登山中、貧血になったりメイク直しのためアイライナーのふたを開けるも気圧の関係で飛び散るなど大苦戦。

 それでも『頂上に登ったら人生観が変わる』と登頂するも、『(山頂が人ごみで)渋谷みたいな感じだった。日の出なんか見えやしない!』とボヤいて笑いを取り、下山後、友達が元カレにまだ未練タラタラで、一緒に登った意味がなかったと振り返っていました」(前出・芸能ジャーナリスト)

 そんな神田の軽妙なトークの後、さんまが中川に「失恋したらどうしたい?」とチャンスを与えたのだが、彼女は「泣いて寝込みますかね」と平凡な回答をしていたという。

 ほかにも活躍しどころはあったはずだったのだが、あまり印象に残らなかった中川にネットでは、

《頑張ってるけど、何を売りにしてくんだろー? 神田愛花と並ぶと、力の差が明白》
《中川安奈さん 早く消費されそうです。 神田愛花さんはやはり力があります》
《トークヤバイし勘違いしないでよー お隣の神田愛花さんの方が会話節度あってとっても素敵》

 といった意見が寄せられてしまった。芸能プロ関係者はこう語る。

「在局時代からボディラインが強調される服で話題になってきた中川さんですが、トークで活路を見出すことができる感じはあまり見られず、衣装しか売りがないように思われます。

 一方の神田さんは2012年にフリー転身後、バラエティーでの振り切るキャラで人気爆発。一方で『ワイドナショー』(同系)では的確なコメントも定評がありました。新しい魅力が増している神田さんに比べると、やや劣勢かもしれません」

 とはいえ中川もフリーになったばかり。今後の巻き返しに期待したい。