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小泉進次郎農林水産大臣
産経新聞社とFNN（フジニュースネットワーク）が6月14日と15日に実施した合同世論調査。そこで次の首相にふさわしい人物を尋ねたところ、小泉進次郎農林水産相が20.7％と最も多くの票を集めた。2位は高市早苗前経済安全保障担当相で16.4％。5月におこなわれた前回の調査から順位が“逆転”したこととなる。
“進次郎構文”が再燃
3位以下の順位は石破茂首相7.9％、立憲民主党・野田佳彦代表6.8％、河野太郎元外相4.2％など、いずれも10％にも満たない得票数となった。
「小泉大臣がこれだけ支持されたのは、やはり備蓄米の放出に取り組んだことが1つの要因ではないでしょうか。農林水産相に就任後、あれだけのスピード感で備蓄米を放出したのは国民にとってかなりのインパクトだったはずです」（政治ジャーナリスト）
とはいえ、ダントツで小泉大臣が票を獲得したかというと、実はそうではない。今回の調査で選択肢として示されたのは、与野党の計12人。しかし、調査に対して「この中にはいない」と回答した人は、小泉大臣よりも多い25.0％だったのだ。
X上では、この結果を見て《みんな騙されるな》と過去の“進次郎構文”発言も再燃している。“進次郎構文”とは、小泉大臣が過去に発言した独特な言い回しのこと。
たとえば、《今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけないと思っている》と、同じ内容の言葉を繰り返したり、温室効果ガス排出の削減目標を46％に定めたことに対して《くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげに浮かんできたんです。46という数字が》と話すなど、全体的にその発言は「中身がない」と指摘されることが多い。
