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ー 「この人にフジの番組のパロディさせていいの?」

 元フジテレビで現在はフリーアナの渡邊渚が、6月13日にスタートした千葉テレビの新番組『昨日のアレ観』で地上波の舞台に戻ってきた。だが、初回の13日や2回目の20日に放送された内容をめぐり、ネットが大荒れとなっている。

「この人にフジの番組のパロディさせていいの?」

 13日、渡邊アナは自身のインスタグラムで体調について触れ、「両目に霰粒腫ができた」と報告。「ストレスや抵抗力の低下が原因かもと言われた」と記し、「身体を強くしたいな〜と思います!」と前向きなコメントを添えていた。その投稿に、彼女を気遣うファンから多くの声が寄せられていた矢先の放送だった。

『昨日のアレ観』は、「昔の尖ったバラエティーを復活させたい元テレビ局員オールスターチーム」による、企業や視聴者の夢を応援する“情熱応援型バラエティ”とのこと。渡邊アナにとっては、フリー転身後初の地上波レギュラーとなる。

 初回はスタッフの会議風景から始まり、「あの頃のムチャなテレビを復活させたい」と意気込む様子が描かれた。

「番組では『渚さん、お帰りなさーい!』と彼女の地上波復帰を祝う演出がありました。しかし、渡邊アナはなぜか素直に喜べないようで、『花束にGPSとか入ってないですよね?』『楽屋に隠しカメラは……? さっきここで全部脱いで着替えたんで』と、不安げな表情を浮かべる場面も」(スポーツ紙記者、以下同)

 そんななか、20日放送回では企画の内容が波紋を広げることとなった。

 番組では、売り出し中のアイドルグループ『なみだ色の消しごむ』が登場し、メンバーが“モノボケ”する企画を実施。すると「メンバーが頑張るため渚さんに生け贄になってもらいます」というカンペが出され、現れたのはブーメランパンツ姿と海パンをはいたマッチョ芸人。

 2人の半裸男に檻の中に入れられた渡邊アナは、「ビリビリの前にこれが罰ゲームです」と顔面が硬直しているのが丸わかり。その後、アイドルたちのボケが不発に終わるたびに何度も、それもかなりの長時間にわたって電流を浴びせられることとなった。

檻に入れられた渡邊渚アナ(画像左端)。檻の外には“半裸”の男性が2人いた
檻に入れられた渡邊渚アナ(画像左端)。檻の外には“半裸”の男性が2人いた

 さらに、次週の予告では渡邊アナが黒スーツとサングラスで街を駆け抜けるシーンが流れ、フジテレビの人気番組『逃走中』のパロディが予定されているようだ。

「渡邊アナはフジテレビ退社後、PTSDを患ったことを公表しています。退社のきっかけとなった“生命の危機を感じる出来事”の詳細は不明ですが、フジ時代に関わるトラウマがあることを語っていました。それだけに、ファンからは『裸の男たちに囲まれるとかPTSDを患った人にやる企画じゃない』『フジの一件があるのに“生け贄”ってワード使うこと信じられない』『この人にフジの番組のパロディさせていいの?』といった批判が相次いでいます」

 心身ともに回復の途上にある渡邊アナ。今回の新番組がさらなる負担とならないことを祈るばかりだ。