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映画『8番出口』(公式Xより)
8月29日から公開されている映画『8番出口』。累計販売本数180万本超の大ヒットゲームを二宮和也主演で実写化したということもあり、公開前から大きな話題を呼んでいた。
『8番出口』にトラウマを呼び起こすシーン
公開後はわずか3日で、興行収入9.5億円を突破。2025年公開の実写映画で1位を獲得するなど好スタートを切っている。一方で、一部観客からは“閲覧注意”の声が上がっているという。
「いくつか“閲覧注意”ポイントはありますが、一番指摘されているのが“津波”を想起させるシーンです。劇中で、地下通路に濁流が流れ込んでくるシーンがあるのですが、それがかなりリアル。
泥のような色をした高い波が容赦なく主人公に襲い掛かり、主人公はそのまま濁流に飲みこまれて溺れるという、見ているだけで息が詰まるような描写になっています。さらに、津波が引いた後にはガレキの山が。津波にトラウマがある人は見ない方がいいかと思います」(映画ライター)
SNS上でも、
《警報あり瓦礫も含んだ津波描写だったので、さすがにあれは一言注意は添えた方がいい》
《8番出口の津波描写はガチなので、PTSD発症するレベルの方には本当におすすめできません》
《何の警告も無しに8番出口映画で津波描写食らわされたの許せない》
と、映画を観た人から注意を促す声が上がっていた。
この波が押し寄せるシーンは、原作となったゲームにも登場するというが…
「ゲームでは血の洪水が迫ってくる演出になっていて、さほど津波感はありませんでした。映画では、ゲームと違い濁流の色もガレキも完全に3.11の津波を彷彿とさせるものになっていたように感じます。事前にゲームで情報を得ていた人からしても予想外の改変になっていたのではないでしょうか」(前出、映画ライター)