2026年にアメリカ・カナダ・メキシコで共催される、サッカーのFIFAワールドカップ。日本時間12月6日午前2時にグループ分け抽選行われ、“史上最強”とも言われる日本代表の躍進を願うファンの盛り上がりは高まる一方だ。
そんな中、日本サッカー協会の宮本恒靖会長が、W杯の“未来”についてコメントし、その内容が注目を集めている。
「宮本会長はアメリカのメディア『POLITIVCO』の取材に対して、2046年のW杯の開催地に日本が立候補する予定とコメントしました。日本が開催国となったのは2002年の日韓大会ですが、協会は2050年までに再びW杯を日本で開催することを掲げています」(スポーツ紙記者)
ファンは「立候補しなくていい」
開催が迫る2026年大会は、史上初めて48か国が出場する大規模大会となる。この出場国数に関して、宮本会長は「48チームによる大会を一つの国で開催するのは非常に困難です。日本には現在、FIFAが開幕戦と決勝戦に求める8万人収容のスタジアムがありません」と、問題点を冷静にピックアップ。「新スタジアムの建設は可能ですが、困難を極めます。8万人収容のスタジアムがなくても4万人収容のスタジアムを6つ必要とします」と語っているが、それでも「2046年のW杯開催に手を挙げる予定です。優れた設備と政治的影響力を持つ他国と共同入札を検討する可能性もある」とコメントしている。
その展望の通り“共催”となれば、やはり候補に上がるのが韓国だろう。宮本会長は共同開催について「資源、インフラ、財政的責任の共有など大きなメリットがあります。また地域の結束を強く象徴する役割も果たします」「主要イベントの共同開催は世界的なトレンドとなっており、参加国が強力な連携を実現できると確信しています」と説明。具体的に考えられる“候補”があるかと問われると、「はい、でもまだ言えません」と答えた。
自国開催はファンの夢だが、宮本会長も語っているようにスタジアム問題など大きなハードルがあることも確かだ。
「2026年大会への注目が高まっている中での会長の発言は、サッカーファンの間で議論を巻き起こしています。ファンたちからは、“立候補しなくていいです”“日韓中が手をつないでW杯やるのは奇跡に近い話”“どこから金持ってくるんだよw必要な大金はほぼ税金だよ? 協会は金ないもん”“日韓W杯の負の遺産だってまだ背負ってる段階なのに”“オリンピックのときみたいにまた莫大な金かけてスタジアム作るんか…”など、開催国の負担について冷静な意見が散見されます」(サッカー専門誌ライター)
しかし、一部のファンからは「2046年の日本はどれだけ強くなってるのかな。自国開催で優勝とかしたら最高」と期待の声も寄せられている。そんな“夢”もいいけれど、まずは目の前の2026年大会に盛大な応援を!
















