心を安定させる習慣をつけよう
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積極的なとらえ方

 この場合の積極的とは、人生を作り上げていくために積極的なとらえ方かどうかということです。消極的とはその反対。消極的なとらえ方は、ネガティブな視点を多く含み、周りや世間の常識を基にした決めつけや、自分自身や周りの人間への信頼の薄さが表れており、さらには未来への明るい視点が少ないことに特徴があります。

 一方、積極的なとらえ方は、ポジティブで、柔軟性があり、自分自身や周りへの信頼感が感じられ、未来への明るい視点を持ちます。積極的なとらえ方は、とても生産的なとらえ方です。そして、最大の特徴は「自分を超えたものにもベクトルが向いている」という点にあります。

思い込みをコントロール

 とは言え、(1)や(2)の人からすると「そんなこと言われても、そういう風にとらえることが染みついているから、どうしようもないじゃないか」や「普通こういうふうにとらえるよね」などと言いたくなるかもしれません。

 しかし、信念や価値観は、それまでの経験によって生み出されたものであり、あなた自身ではありません。信念や価値観は心の習慣によって、より望ましい形にしていくことが可能なのです。

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とらえ方は変えることができる

 その消極的なとらえ方は、あなた自身ではなく、後天的につくられたものだから、後天的に作り変えることもできるということです。大事なことは、「信念や価値観は、事実とは違う」ということをちゃんと理解しておくことです。

 これらは良いも悪いも思い込みなのです。つまり、潜在意識の中にある思い込みをどうコントロールするか、ということが心を安定させ、日常レベルでストレスを軽減するキーなのです。

できることからやってみる

「現状がどうであるか」よりも「現状をどうとらえるか」の方が重要です。「社会がこうなってくれたら」とか、「あの人がもっと変わってくれたら」などという気持ちは誰にでも出てきがちです。しかし、環境を変えようとしたり、相手を変えようとしたりするのは難しいです。

 なぜなら、それは私たちのコントロール外にあることが多いからです。だから、まず自分ができることからやってみる。それは、自分自身のとらえ方、考え方を物事がうまく運ぶ方向に積極的に変えてみることです。