スペシャルQ&A【平方元基編】

――中川さんには言ってないけど、感謝していることは?

平方 常に歌とかお芝居のことを細かく見てくれていて、「もっとこうしたほうがいいよ」とか言ってくれるんです。自分が真摯(しんし)に向き合おうと思った人にしか注意ってしないと思うんですよね。信頼してくれてるからこそ言ってくれてるのかなって思うので、すごく感謝してる。僕がこういう性格なんで、突拍子もないことをバーンとやっても(笑)、すごく優しくいろいろ教えてくれますね。「僕はこう思うけど、ちょっとやってみ?」みたいな感じで。時には強引に「ちょっとやろうよ」ってやってくれたりとか。先輩の圧とかなく教えてくれるから、すごく素直に聞けるんです。

――中川さんに直してほしいところは?

平方 僕がちょっと食べすぎたりすると、アッキーに「元基は太るとカッコよくないから、ホント気をつけたほうがいい」って唐突に言われて、「え?」ってなることがあって(笑)。直してほしいわけじゃないけど、ちょっと困惑する。アッキーに言われると、「はい、わかりました!」ってなっちゃうから(笑)。普通に話してて、いきなり核心をついたようなことを言われることが多いんで、もう少し段階を踏んで説明してもらえるとうれしいかな(笑)。

――中川さんのトリセツを教えてください。

平方 アッキーと接するときは、あまり様子をうかがわないで自分の思ったことをバンッて言ったほうが早い。言葉を選んでやっちゃうと、遠回りになって距離が縮まらない気がする。アッキー自身も結果からバンッて言ってくる人だから、「目には目を」ですよね(笑)。基本的にそういうのを求めてると思うし、何を言いたいのかをちゃんと伝えてほしい人なんじゃないかな。素敵な音楽だったり、アッキーの表現したものをちゃんと受け取ろうとする人には誠実に向き合ってくれると思う。付け焼刃じゃ、なんともならない人だから(笑)、こっちは正直でいればいいんですよ。

平方元基 撮影/廣瀬靖士
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――何フェチですか?

平方 うなじとか首筋のあたりというか……なんかね、女の子が髪の毛を触ってるところが好き。例えばラーメンを食べるときに、長めの髪を片方の手で押さえながら食べてたりするじゃないですか、あれとかカワイイ(笑)。パーツじゃないんですよね、動作ですね。

――今まで見た舞台作品でいちばん印象に残っているものは?

平方 ブロードウェイで見たミュージカル『アラジン』。まだ日本で上演されてないんだけど、2年前くらいに見て。ホントにすごかった! ただもうハッピーが劇場中に溢れてて、感動ってこういうことを言うんだって思った。もう惜しげもなくお金も使ってるし、セットも衣装も俳優たちも素晴らしいわけですよ。日本でミュージカル俳優のはしくれをやらせてもらってるけど、同じ次元のことをやってるって言うには、すごく覚悟が足りないっていうか、仕事としてちゃんと向き合えていないんじゃないかって思って。それまでお客さんは、僕を判断するものだと思っていたから、怖い存在でもあったんです。だけど『アラジン』を見て、自分自身がすごくポジティブな状態で自信を持って舞台に立って、その舞台を楽しんでお客さんと共有するということを、理解できるようになりました。

――いちばんの癒やしは?

平方 旅行です。実際に旅行するのもそうなんですけど、疑似旅行をするのもすごく好き。自宅に何冊も『TRANSIT』という旅雑誌を置いていて、国内や世界のキレイな山とか海とかの写真を見て疑似旅行をするのがすごく楽しくて、妄想しているだけでワクワクする。現実的に、このコースで周るといくらかかるとか書いてある本やサイトを見て、自分の予算だとエミレーツのファーストクラスは乗れませんとか(笑)。今いちばん行きたいのは、ニュージーランドかな。自然が好きなんで、石垣島とか宮古島、あと西表島とかにもよく行くんですけど、中でも「星がこんなに降ってくるんだ」って感動したのは宮古島。海が透明で、本当にきれいでいいんですよ。

――今、ハマっていることは?

平方 時刻表を見るのにハマってます。飛行機が好きだから航空会社の時刻表を調べて、「この便に乗ると新しい機材に乗れるんだ」とか。俺、けっこう鉄ちゃん気質だったりするから(笑)。共同運航便だとこっちの航空会社からチケットとったほうが安いとか、時刻表にそういうのがちゃんと書いてあるんですよ。それ知ってたほうが得でしょ(笑)。座席とかもめちゃくちゃ選ぶ。いちばんいいのは、CA座席向かい側の非常口座席の通路側。ゆったり座れるからマジ最高!