――中川さんの平方さんへの探求心がすごいですね。平方さんは?

平方 会うまでは、周りからの評判しかわからないわけじゃないですか。

中川 気難しいよとか?(笑)

平方 そうそう(笑)。気難しいって言葉じゃなかったけど。

中川 でも俺、けっこう気難しいって言われるタイプだから。昔はとんがってたし、人の話なんか聞かなかったし(笑)。

平方 アハハ! でも今はそうじゃないから。だって僕、『Golden Songs』の本番でアッキーが歌ってる袖で、アッキーが大事にしてる喉ケアの漢方をこっそり食べましたもん(笑)。食べたら絶対、俺も歌うまくなるんだと思って。でもそれがマズくて(笑)。俺には無理って思いましたけど。

中川 アハハハハ! めっちゃマズいんですよ(笑)。

平方 気を使わないで「でもさ、俺はこう思うんだ」ってディスカッションができる人っていうのは本当に少なくて。アッキーは僕にとって数少ないそういう人かな。助けてって言える人。安心感がすごくありますね、僕の中では。

中川 そうだね。でも同じカンパニーで芝居を作りあげたことがないのに、こんなに仲良くなれた役者は、あんまりいないです。

中川晃教、平方元基 撮影/廣瀬靖士
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――仲のいい2人だから知る、お互いの意外な面を教えていただけますか?

平方 アッキーの自宅に行ったときに感じた、家の中での落ち着き感。

中川 もともと、おばあちゃんの家だからね。

平方 インテリア的なことじゃなくて、アッキーは楽屋とかだとリラックスしててもどこかピーンって張ってる感じがしてるから、本当にリラックスするときがあるんだって思った。

中川 ハハハハハ。こいつリラックスし過ぎだって(笑)。夜中だったからシルクのパジャマ着てたよね?

平方 うん。本物のリラックスだった(笑)。たゆたう感じのアッキー。

中川 もう完全に家モードでした(笑)。元基はこう見えて、繊細ですごく気にしい。だからこの先、この世界で生き残れるのかなって、ちょっと心配になる。

平方 でも最近はちょっと知恵つけてる(笑)。

中川 そうだね、強くなってきたよね。生きていかないといけないからね。

――普段はどのくらいの頻度で連絡をとったりしてますか?

中川 夜中とかにLINEで、なんでもないバカみたいなやりとりをけっこうしてる。

平方 他の人が見たら、もう意味わかんないことをね(笑)。

中川 俺たち恋人同士か!? くらいな、「会いたいよ」みたいな(笑)。

平方 アハハ。たまに変なメールのやりとりしたよね(笑)。アッキーが「僕は今頭の中に、青いイメージが出てきて……なんかしゃぼん玉なんだよね……」とか送ってきて。そういう抽象的でわかんないメールをお互いに送り合って。で、「よくわかんないから電話していい?」って電話して3時間くらいしゃべっちゃう(笑)。

中川 アハハハハ! そんなやりとりが楽しいんですよね。

平方 すっごい楽しい!