その後の岡本の活躍は言うまでもないが、有名になればなるほど、隠しごとが露見するのは世の常。やがてどこからともなく“年齢詐称”の噂が出て、ついに本人が認めることに。

 しかし彼女はそれもネタにするほど強靭なハートの持ち主で、ダメージはほとんどなかったように見える。

 ほかにもこんな例が。

三井ゆりさんは人気漫画『サーキットの狼』のイメージガールでデビューしました。当時の年齢24歳はグラビアタレントとしては遅咲きでした。

 幸いにも童顔だったので4歳のサバ読みをしたのです。しかし、売れてきたころに、地元の同窓生から卒業アルバムが写真誌に持ち込まれて年齢詐称が発覚しました」(前出・スポーツ紙記者)

 もちろん年齢に関してだけじゃないが、芸能人にとって「卒業アルバム」は鬼門のようだ。

 最近は“サバ読み”する人も少なくなったが「あの人、本当は何歳なの?」と、芸能人の年齢を気にする人はなくならない⁉

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。