「15万人がどういう数字かというと、たとえば観客動員数420万人、興行収入44億円を突破したアニメ映画『ドラえもん』は、公開2日間で約71万人。

 また昨年の木村拓哉主演映画『無限の住人』は大ヒットにはつながらずとも、2日間で14万人を超えています。どちらとも300館超えのスクリーン数に対して、『クソ野郎~』は86館。数の不利はありますが……」(映画雑誌ライター)

 とはいえ、元SMAP3人が一堂に出演している映画だ。少々寂しいものがある。

香取さんや草なぎさんの地上波レギュラー番組終了により露出が減ってしまったがために、いわゆる番宣活動が手広くできなかったことも影響しているのでしょう。

 普段、ネットに触れない人たちは『クソ野郎〜』のことすら知らないのでは? 中居さんはせめてもの“エール”として、彼らの活動を広めるために番組で『雨上がり~』を流したようにも思えます」(テレビ局幹部)

 また同曲は、パラスポーツ応援チャリティーソングでもある。売り上げはすべて寄付となり、日本財団パラリンピックサポートセンターを通じて支援に充てられるのだ。

「SMAP解散後も、番組内で東日本大震災の復興支援を呼びかけ続けている中居さんです。本来はSMAPとしてパラリンピックをサポートするはずだったのが、中途半端に降板することになってしまった。『雨上がり~』を流したのは、元リーダーとしてメンバーと一緒に寄付を募りたかったのかもしれません」(同・テレビ局関係者)

 いっそのこと一緒に歌っちゃうのもアリ、だべ!?