そして、時は流れた。

 志らくさんはご存知の通り、『ひるおび!』(TBS系)のコメンテーターから大ブレイクを果たし、TVで見ない日はない人気者に。

 談春さんは今や「最もチケットの取れない落語家」として大師匠に。

 実は最近、2つの特番で、志らくさんとも談春さんとも26年ぶりに再会を果たした。

 なんて思ってらっしゃるかは知らないが、二人に対して一方的に、ハードなお笑い業界をサバイバルしてきた戦友みたいに思っている。

 今回は談春さんともども、志らくさんを「立川ボーイズの過激なスピリッツを忘れずに頑張っていただきたい」賞を勝手に差し上げて表彰したい。

 久しぶりに二人のキレッキレのトークが聞きたいものである。何か特番、企画してみようかな。


<プロフィール>
鮫肌文殊(さめはだ・もんぢゅ)
放送作家。’65年神戸生まれ。古舘プロジェクト所属。『世界の果てまでイッテQ!』など担当。渋谷オルガンバー「輝け!日本のレコード大将」(毎月第2金曜日)、恵比寿頭バー「歌謡曲主義」(毎月第3火曜日)などでの和モノDJ、関西伝説のカルトパンクバンド・捕虜収容所のボーカリストなど音楽活動も数多い。

■鮫肌文殊からお知らせ
 関西の魔窟的なライブハウス、ベアーズの30年の歴史をまとめたインタビュー本『がんばれ!ベアーズ』(M.C.BOO著/DU BOOKS)が発売されました。私もインタビュー受けております。読んでね!
 この夏、知人の結婚パーティーにて場内BGMのDJを頼まれ、初めての選曲に悩む今日この頃。何かけるのが正解なのか? う~む。