樹木は'13年3月の日本アカデミー賞の授賞式で次のような言葉を残している。

「冗談じゃなく全身がんなので、来年の仕事、約束できないんですよ」

 “約束できない”状態ながら今年はすでに3本の映画に出演。多忙と言っていいほどの活躍だが、樹木のこの超人ぶりはどこから来るのだろうか。

「樹木さんは世田谷区内にある行きつけの整骨院『A』の先生を定期的に自宅に呼んで治療しているそうですね。撮影が立て込んでいるときは、撮影現場に来てもらうことも。がんによってすごく身体が疲れやすくなりますから、それを緩和するために来てもらっているようですね」(映画製作会社関係者)

樹木がひいきにする世田谷の整骨院『A』。ホームページなども持たず、知る人ぞ知る場所だ
樹木がひいきにする世田谷の整骨院『A』。ホームページなども持たず、知る人ぞ知る場所だ
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 樹木御用達の整骨院に治療について問い合わせると、

「担当者はいるのですが、守秘義務の問題がありまして、お答えできないかと思います」

 また内田の事務所に近況について話を聞くと、

「今年に入ってからはご指摘のスーパーには行っておらず、首を傾げるばかりでございます。現在はライフワークでもある、大みそかの『第46回NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL』に向けて、体調管理をしながらトレーニングに励んでおります!」

 脚が弱っていたとしても、スーパーに行けるということは元気な証拠。否定はロッカーのイメージゆえ?

 5月に『あさイチ』(NHK)で、夫の内田とは「年に1回会うか会わないか」と話していた樹木。結婚生活は今年で45年となるが、別居生活は30年と、近年はほとんど一緒に過ごしていない。奇妙な熟年夫婦だが、それぞれまだまだ元気そうだ。