実は、週刊女性編集部の女性記者(34)は、今年に入ってから同じ新宿駅で2回ぶつかられている。いずれもニュースになる前だったので、“ぶつかる男”と同一人物であるか確証は持てていない。

ツイッターに投稿された“ぶつかる男”の動画より。かなり悪質だ

「1回目は2月24日午後11時ごろ、新宿駅中央東口の改札口を出てすぐでした。翌日は東京マラソンだったため人出が多く、注意して歩いていると、すれ違う男性の真後ろにいた男が、すっと出てきて私の右の鎖骨から下あたりにぶつかった。

 わざとぶつけてきた感じで痛かった。私はスマホなんていじっていないし、周囲に迷惑な歩き方もしていません。謝りもしないので、少しイラッとしました」

 その男は中肉中背で身長165~170センチぐらい。黒髪の大学生といった感じだった。2回目は4月21日。

「午後7時ごろ、新宿駅南口から東口に向かう途中、若い男がすれ違いざまに私の左肩に左肩をぶつけてきたんです。人出は少なかったので、ぶつからずに歩けたはずなのに」

 顔は確認できなかったが、この男も1回目の男とほぼ同じ体格で黒髪だった。

 記者は、「次は必ず警察に突き出してやる」と憤慨している。

 こうした男が出てきたことは、いかにも現代的だと新潟青陵大学大学院・碓井真史教授(犯罪心理学)は語る。

「おそらくストレス発散のためだと思います。昔なら欲求不満のはけ口として、酒を飲んでグチったり、店の看板を蹴飛ばした。一種の八つ当たりですよね。それには酒を飲む仲間や、お金などが必要なのですが、いまの若い男性は友達関係が希薄で、お金もあまり持っていない」

 女性がたじろぐことで快感を得ているのか。みじめで気持ち悪い男である。