「奥さんの話をされるのは嫌だけど」

 これまで、家族に言及した発言が少ない木村だけに、本人の口から“父親”という言葉が出てきたことは新鮮に感じる。

「芸能界には、私生活をけっして見せない、家族の話をしない人がいます。その理由はいろいろあるでしょうが、アイドルだった木村さんは、私生活を明かすことでファンをがっかりさせたくない、という気持ちが強かったのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 しかし彼も40代半ばを過ぎた。世間一般には、子を持つ親であるのはおかしくない。

ファンは、奥さんの話をされるのは嫌なんでしょうが、子どもの話は歓迎しています。父親の顔を見せることはけっしてマイナスではありません。あんなお父さんが欲しい、と思う女性も多いでしょう。新たなファンの獲得にもつながると思います」(ジャニーズ事務所関係者)

 サプライズ発言の多い、さんまが、『FLOW』の残る3回の出演の中で、木村の“父親像”に触れる可能性は大きい。

IMARUの話をだしにして、Koki,のことを聞くかもしれませんね。妻の静香さんはコンサートでも娘の話をしていますが、木村さんはまだないので、話題になるでしょうね」(スポーツ紙記者)

 木村が娘たちのことを語り、Koki,が木村のことを語る。そして、その先には父娘共演。それを望んでいるファンは多いのでは。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。