注文後に調理

 店内のいたるところに飾られた手描きのPOPも楽しげで、何時間でもいられそう。

 ひととおり店内を回ると、最後に『cafe iconi』にたどり着くが、これがただのフードコートではない。

 ピザは注文を受けてからピザ職人が生地をこねて釜で焼き、うどんは自家製麺をカットしてゆで上げる。ハンバーガーはつなぎなしの100%牛をベーカリー工場に特注したバンズではさむというこだわりよう。

「cafeiconi」の広々とした店内。見逃せないのが土日のモーニングバイキング。焼きたてパンなどが大人1080円で食べ放題!
すべての写真を見る

 メニューのすべてが注文後にスタッフによって調理されるため、専門店で食べるような本格的な味わいが体験できるのだ。

 提供される料理の素材の多くは、店内で購入可能。実際に食べてみて味に満足するからこそ、購買へとつながっていくのだ。

「もとはフルーツ専門店だったこともあり、生鮮食品が特に評価されていました。生鮮食品の廃棄ロスを減らすためにも、食材を使って何かできないかと模索し、スーパーのほかにイタリアンレストランを経営しているノウハウも生かして、カフェを運営するようになりました。

 すべてのメニューがスタッフによる手作りのため提供までに時間がかかってしまいますが、食べてもらうと味に納得してもらえます」(下川店長)

 前出の菅原さんいわく、

「全国には個性豊かなスーパーがまだまだたくさん。旅行に行ったら、ぜひ地元のスーパーへ立ち寄ってみてください。面積を広くとっている棚を見れば、その地域の食文化がわかります。例えば大阪はソースが充実していますし、東北は漬物などによく使うので、しょうゆ売り場が広い。

 また、ユニークな逸品を見つけたかったらパンと牛乳の売り場へ。乳製品など、デイリーフーズの食品は必ず地元でつくられているため、ご当地ならではの逸品に出会える可能性が高いんですよ」

 さまざまな楽しみ方ができるご当地スーパーの世界。あなたの街には、どんなスーパーがありますか?