『金八先生』の再放送によって入る収入なども使って、国際的なボランティアに励んでいる小山内

「毎日毎日が終活」

 小山内は、'93年に、教育困難な国で学校を建設する活動を行う特定非営利活動法人『JHP・学校をつくる会』を設立、現在もカンボジアなどの海外への支援や日本国内の災害へのボランティアなどを行っている。

「団体ってお金がいるでしょ。前にパーティーを開いたときに売り物として『金八先生』の生原稿も出したの。第5シリーズは、わりかしみなさん見てくれたんだけど、10万円、20万円ってせり上がって、すごい値段になっちゃって(笑)。

 だから『金八先生』の原稿も協会や団体を支援してくれている人のもとにいったりして手元にないの。これも終活といえば終活かしら

 団体には後継者もおり、「何も心配することはない」と話す小山内にとって、理想の“死”とは……。

私は“終活をしましょう”と決めてかかる必要はないと思う。毎日毎日が終活で、最期の日に向かって歩いている。だから日々を全力でやって、自分を使い切って死にたいね。

 今は、もう1回シナリオをやってみようと思ってます。注文があったので、どういう話にしようかって思って。楽しいのを書きたいね。そう言いつつ書けないで死んじゃう場合もあるでしょ。ここまできたらね、どういうふうになるかわかんないね(笑)」


《PROFILE》
おさない・みえこ ◎'30年1月8日生まれ。脚本家として『3年B組金八先生』シリーズ(TBS系)を手がける。『JHP・学校をつくる会』代表