福田さんの“あ! もらい!”っていう顔

中川晃教 撮影/佐藤靖彦
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 福田演出ミュージカルに初チャレンジすることについては、

「福田さんが演出されているWOWOWの『グリーン&ブラックス』でご一緒させていただいて思ったんですけど、出演者の知らなかった顔を知ったときの福田さんの“あ! もらい!”っていう顔があるんですよ。

 そういう瞬間的なものを逃さないで、その旬(しゅん)のいちばんおいしいタイミングで料理する人だなって。そういう意味で30代の今の僕が、この作品と出会ってニックという役で弾けられるいちばんいいタイミングなのかなと。しかもこの最高のメンバーで作っていけるっていう。

 自分の今の経験だけじゃないその場で生まれるものも含めて、福田さんが求める笑いってところに答えを見いだしていくのは、楽しみなんですよね」

 そして、ニックのライバルでありルネサンス時代のスーパー劇作家シェークスピア役を演じる西川貴教さんとの初共演も注目だ。

名前が“貴教”と“晃教”で似ていることもありますし(笑)、でも、なにか僕は縁をずっと感じていて。どういう機会で一緒になるんだろうっていうのはありましたけど、まさかミュージカルでご一緒するとは夢にも思っていなかったから。

 縁を感じていて、シンパシーも感じていて、アーティストとしてもリスペクトしている西川さんと、ミュージカルというシーンで肩を並べられることが、本当に楽しみです

 実は、もうひとつ楽しみなことがあるらしい。

やっぱりあの胸筋に触れてみたい(笑)。『サムシング・ロッテン!』のビジュアルを見たときも思いました“あ~、はだけてる”と(笑)。

 ちょっとまじめな話になりますけど、やっぱり僕たち身体が資本なんで。舞台なので幕を開けると代えがきかないから、単なる見せ筋っていうのではなくて機能性もなければならなくて。

 僕は今年36になりますけど、2年前にやっていた筋トレのメニューで身体作りして、今、現場に挑んでも身体の軽さとか回復力がぜんぜん違うんですよ

 西川さんもそういうことを経験されて今の身体を作っていると思うので、それが舞台にどう反映されているのかっていうところは、すごく見たいなっていうのは実はあったりします」