不倫でヤバ化してしまう2大理由

 今の芸能界で不倫は悪です。バレてしまった場合、多くの芸能人は不倫をやめてほとぼりがさめるまでおとなしくしているでしょう。しかし、江夏はそういった常識や慣例を無視して、妻が逃げ出すほどの嫌がらせをしてしまう。ヤベェ女の匂いがぷんぷんしますが、不倫で女性がヤバ化するには、理由が2つあるように思います。

 1つめは、もともとヤベぇオンナである。

 不倫オトコがどんな気持ちでつきあっていても、やはり結婚している限り、家庭のほうが優先順位は高いもの。それはある意味当たり前なのですが、ごくまれに「奥さんのせいで、私が我慢を強いられている」と解釈してしまう人がいます。こういう人は常日頃から、物事を自己中心的に解釈してしまうヤバ女です。

 2つめは、オトコのウソが見抜けないから。

 20代の女性の不倫と逆襲というと、ある事件を思い出してしまうのです。1993年に、27歳(当時)のOLが不倫相手である上司の家に放火し、家の中で寝ていた子ども2人が焼殺されるという痛ましい事件が起きました。鬼のようなオンナだと世間は犯人を責めましたが、次第に風向きが変わっていきます。犯人が「騙されていた」部分が明らかになり、同情を買ったからです。

『週刊文春』などで報じられた事件の詳細をまとめると、以下のようになります。

 犯人にとって、不倫相手は人生で最初の恋人でした。犯人は相手にのめりこみ、2人で過ごす時間を長くするために、ひとり暮らしを始めます。この部屋に不倫相手は入り浸り、「遊びではない、結婚するつもりだ」と繰り返します。しかし、犯人が妊娠すると「今はまずい」と説き伏せて中絶させます。手術を終えた犯人が、会社行事で偶然会った不倫相手の妻は妊娠中。つまり、不倫相手は2人の女性をほぼ同時期に妊娠させていたことになります。

「妻と結婚するつもりはなかった。見舞いにきてくれたから、なんとなく」
「妻とはセックスしていない」
「妻が事故で死ねばいいと思っている」
「資格を取って、2人で事業を起こそう」

 ある程度の年齢と経験のある女性なら、不倫オトコの言うこれらの言葉がウソであることに気づくでしょう。事件後明らかになったところによると、実際に男は離婚の話などしていませんでしたし、妻に不倫がバレるとすぐに関係を清算したいと言い出しています。しかし、20代前半と若く、恋愛未経験だった犯人には、それが見抜けなかった。犯人は不倫オトコの言葉を真に受けて、資格の資料まで集めていたそうです。不倫女性が妻にいやがらせをする場合、妻をおとしめるオトコのウソがひきがねとなることは、よくあることです。

「家庭は円満だけど、キミのような若い子と無料でセックスしたいんだよね」と言ったら、フツウの女性はOKしてくれないでしょうから、妻の悪口は一種の社交辞令と言えるでしょう。こういう“煽り”にひっかからないように、特に若い女性は注意してほしいものです。